パックロッドの真のメリットとは!?遠征以外でもパックロッドという選択

「バス釣りで使うなら、ロッドは当然ワンピースでしょう」…バス釣り業界ってそんな風潮がありませんか?

もちろん私もこれまで結構な本数、ワンピースロッドを使用してきました。(ハートランドとかブラックレーベルとかロードランナーとかハートランドとか…)

しかしわたし、今やワンピースロッドを1本も持っていません…

そう、ワンピースロッドとは決別したのです!爆

パックロッドはメリットだらけ!?

こんにちは、生粋のパックロッダーことみかんです。

…いや、パックロッダーとしてはまだまだ初心者なのですが(汗)冒頭で書いたとおり、私、ワンピースロッドとは決別したのです。

バス釣りといえばワンピースロッドというイメージを持っている方が大多数かと思いますが、今、手持ちのロッドは全てグリップジョイントタイプのショートロッド、または4ピース or 5ピースのパックロッドだけという状況…

▲みかんさんの釣り部屋の一角…タックルの存在感ほぼなし。

カヤックで使っているグリップジョイントタイプは、ブランクスに関しては継ぎなしなので、まぁ位置づけがグレーではありますが、おかっぱりで使っていた1ピースロッドは全て手放し、パックロッドに入れ替えたのです!

オカッパリ用ロッドのパックロッド化計画

オカッパリ用ロッドのパックロッド化計画は、実は1年程前からこっそり進めておりました。

理由としては、初めて購入したハイエンドなパックロッド、ジェットセッター61Cを使用していたところ、あれ、パックロッドってなんかメリットだらけじゃん…と感じてしまい、それが進みに進み、最終的には「自分にはワンピースロッドって不要なのかもしれない…」という結論に至ったためです。

パックロッドのメリット

というわけでここからは自分の感じるパックロッドのメリットについて紹介します。

あくまで自分目線なので、他の人には別にメリットと感じないことも含まれていますが、お付き合いいただければと思います!

十分な機能性

まずは機能的なところ。メリット云々以前の問題ですが、機能的に不十分だったら当然使いたいなんて思わないわけです。

▲トランスセンデンス プルクラ62Bでテトラから強引に取り込んだ川スモール

ですが、現在所有しているパックロッドに関しては、キャストフィールやファイト性能・耐久性等々、正直ワンピースロッドとの差なんて自分のような素人には分かりません(^_^;)

継ぎ目がある分、当然耐久性としては僅かに劣る部分はあるのでしょうが、それが実使用の中で何か不具合を生むかと言えば、そんなことないかと思います。(最近のトラベルロッドメーカーさんは必要十分以上くらいに強度設計をしてるかと思いますが)

買ったことがバレない(笑)

これは妻子持ちバサーあるあるではないでしょうか…

ネットでぽちってしまったロッドって、ワンピースなら当然ながーい状態で梱包されて届くわけです。

家族には「お父さん新しい釣り竿買ったんだねぇ(意味深)」と言われてしまうわけです。汗

しかし、パックロッドの場合、うまくいけば「釣り竿を買った」とは認識されません。

梱包も幅60~70センチくらいですから、「ちょっと注文したものが届いてね」といってさっと部屋のクローゼットにしまうのです!

そしてみんなが寝静まったあとに開封すれば…ね。笑

収納が場所を取らない

家族がいる場合、家の中の釣り道具スペースの確保はお父さんにとって死活問題です。笑

特にロッドはワンピースだと、本数が多ければロッドスタンドとかで結構なスペースを必要としますよね・・・

▲しかも我が家の場合、小さな男児が3人もいるのでこのように置いておいたらいつ折られるかとヒヤヒヤ。

しかしパックロッドならばこの通り。

 たとえロッドを7、8本所有していても嫁には「あれ?竿ってそんなに持ってないんだね」とまで言われたことがあります。

印象操作が可能なパックロッドは、お父さんバサーの強い味方かもしれません…!!

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家族旅行にも忍ばせやすい

我が家の場合、最近は家族皆でキャンプに行くことが増えているのですが、こんなときもパックロッドの恩恵が。

↑コチラは我が家がキャンプの荷積みをしたリアルな有様ですが、テントやら寝具やら着替えやらで、とてもじゃないけど竿なんて積む余裕がないことも多々…

しかし旅先でも釣りをしたいのが釣り人の性…こんな状況でもパックロッドならば大丈夫、運転席と助手席の間にさっと置いておけば、忍ばせることができますよ!

折れても修理が安い

これは意外と認知されているようでされてないかも?

ジェットセッターにトランスセンデンス、フエルコ…自分が所有しているパックロッドは確かに値段は高いです。汗

にも関わらず、継手が多いため破損のリスクは多少なりともワンピースロッドよりは高いわけですから、そんなものに何万も出せるかよ…そう考える人も中にはいるかもしれませんね。

しかしもしもの破損時、ワンピースロッドならばもう竿1本丸ごと機能しなくなり修理に数万、最悪廃棄となってしまうのに対し、パックロッドならば破損したピースのみを新品に交換することで、またすぐに復帰させてあげることが可能です。

写真はトランスセンデンスとフエルコのロッドに同梱されていた保証書関連の説明書きですが、見ての通り、破損時の対応として各ロッドパーツの販売があり、その価格は1ピース5,000~10,000円程度…

これって超ありがたいしワンピースロッドでは全体にできないことですよね\(^o^)/

送料も安い!

釣り歴長ければ経験ある方も多いと思いますが、1ピースロッドの場合、売買時にすごーくネックになるのは、間違いなく送料の問題じゃないでしょうか…?

私は使わないものはなるべく所有しない主義なので、これまでヤフオク等々個人売買でワンピースロッドを手放してきたことは多々あります。

発送にはこれまで一番安く済むクロネ○ヤマトのヤ○ト便を活用してきましたが、最近はもう160cmを超える長物は中々受け取ってくれなくなりましたね…

ドライバーさんに直接交渉すればまぁどうにか…というところはあるのですが、事務所に持ち込むときっちり計られ、規定サイズを超えていたらまず受け取ってもらえません。

そうなると他社の大型便系を使わなければとなるわけですが、もうそうすると送料だけで3000~5000円とか(^_^;)

30,000円の竿売って手数料3,000円取られて送料3,000円…となるわけですよね。泣

それに対してパックロッドならば長くてもまぁ70cm程度なので、宅急便の規定内として発送することができます。

例え、わけあって使わなくなったとしても、個人売買でスムーズに手放せるのは非常にありがたいことです…

パックロッドのデメリット

ここまでパックロッドのメリットをつらつら書いてきましたが、じゃあデメリットはないのか?と言われれば、もちろんなくはないです。

パックロッドを使い始めた頃にちょっと気になったことはひとつ。キャスト時などで、ときどきブランクスのねじれを感じることがあるということです。

これは継目の多いパックロッドではある程度は仕方ないことなんだろうなと思います。

しかし実使用でそれが不満になるレベルかといったら、自分は全くそう感じません。

ワンピースと比べてそう感じることがあるなーという、ただそれだけのことっていう…笑

パックロッド、どのブランドも魅力的!

最近は魅力的なパックロッドブランドがたくさん増えましたね!

選択肢が多くてユーザーとしては嬉しい限りです(‘ω’)

個人的に要チェックなパックロッドブランドをざざっとご紹介させていただきます!

Tulala×冒険用品 ジェットセッター

Tulalaと冒険用品のコラボライン、旅するパックロッド、ジェットセッターシリーズは上に書いたように当ブログでもすでに何度か登場しております。

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自分的に魅力的なのは、全体的に渋いコスメと、強めのスペックがラインナップにちゃんとあることでしょうか。

冒険用品さんのことやジェットセッター自体については上記リンクの61Cに書かせていただいているので、気になる方は是非チェックを♪

今年も新モデルがいくつかリリースされるようなので、楽しみ極まりないですね!

トランスセンデンス

現在自分の中で最も注目度の高いロッドメーカー、トランスセンデンス。

このブランドについては、まだまだ私も知らないことが多いのですが、今年Prucla62B(プルクラ62B)というロッドがリリースされ、とても魅力的なスペックだったために飛びついてしまったんです(^_^;)

バットピースを追加することで長さを変化させて2WAY使える「トランスシステム」はまさにパックロッドだから成せる業!

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トランスセンデンス プルクラ62B

9月にはリニューアルしたLateBloomings510+、11月にはBotia62Sが登場ということで、こちらもこれから新作ラッシュです…お、おさいふが…汗

Huerco(フエルコ)

先日記事を書かせていただいたフエル子ちゃん!(と、心の中で勝手に読んでいるフエルコ)

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赤と黒のカラーリングが印象的なトラベルロッド専門ブランドのフエルコは最近ぐんぐん知名度を上げてますね。

自分的にはフエルコはまだまだ未知な部分が多いのですが、SNSで絡ませていただいている方々でフエルコユーザーな方が多数いらっしゃるので、やはりこちらも気になる(^_^;)

ストアイベントとかも精力的にやられているメーカーさんなので、今後どこかで足を運べたらなと思っております…!

Huerco フエルコ フィッシングロッド XT610-4C プラス

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シマノ スコーピオン5ピースモデル

スコーピオン15101F-5
▲フィッシングショー2019でお触りした15101F-5、普通にかっくいい。

こちらは説明不要で、今年リリースされた村田基氏曰く「カッケェー」なNewスコーピオンロッドの5ピースモデルですね。

2019年現在だとベイトで3モデル、スピニングで2モデルの計5モデルがラインナップされています。

個人的に気になるのは、やはりショートロッドな15101F-5と、マルチに使えそうな1652R-5あたりですね…

所有していないので掲載するか迷ったところですが、フィッシングショー2019で手に取った感じ、かなりクオリティ高い感じだったし、トランスセンデンスやジェットセッターに心奪われていなければ普通に買っている気がするので載せさせてもらいましたm(__)m

まとめ

パックロッドに関して個人的に感じているメリットを熱弁させていただきました。

正直、ひと昔前だと「パックロッドって強度的に不安、機能的にワンピースよりも劣る、移動手段がバイク・自転車の人向け、遠征のときだけに使うもの」なんて考える人が多かった気がしますし、ていうか、まさに自分がそうでした。汗

しかし最近の本気で作られたパックロッドを使っていくうちに、もうワンピースロッドで出来ることはほとんどマルチピースでも出来ているんじゃないか…というかマルチピースだからこそ出来ることにメリットばかり感じる…なんて状態になっています、脳が。汗

もちろんワンピースを否定しているわけではなく、自分も「決別した!」!なんて書いちゃっていますが是が非でも使いたいモデルがあればワンピース買いますし(笑)

ただ自分の今の生活にはパックロッドスタイルって、非常にマッチするなぁと。

他にもオススメパックロッドがあれば是非教えてくださいねー/(^o^)\