ロッドにグリップテープ巻いてる?熱収縮ラバーグリップやオーバーグリップテープのメリット

ここ数年?ロッドのグリップに熱収縮ラバーチューブやグリップテープを巻く方が結構増えた気がします。

自分もグリップに何かしら巻いておくことが多いのですが、今回はそれらのメリットやデメリットを考えます。

グリップテープを巻くメリット

こんにちは、高校時代は弱小テニス部の部長だったみかん🍊です。

自分の力では全く勝ち上がれなかったけれど、謎に超上手い後輩が入ってきて県大会で結構いい試合が出来たのは良き思い出です…(遠い目)

そんなわけでラケットに巻いていた「グリップテープ」には昔から馴染みのある私…

5年くらい前にロッドのグリップを熱収縮ラバーチューブで覆うことがマイブームとなり、以降グリップにはなんかしら巻いていることが増えました。

いつからかわかりませんが、最近ではロッド専用の「ロッドラップテープ」なるものが販売されていたり、釣具屋さんでもこれらを見かけることが増えた気がします。

グリップをラバーチューブやグリップテープで覆うことのメリットは、自分が考えるに3つ程あります。

  1. グリップ力が上がる
  2. 見た目的にイメージチェンジできる
  3. グリップを新品状態に維持できる

については、単純にグリップ力のアップが図れるよと。

については、例えばコルクグリップをブラックの熱収縮チューブやグリップテープで覆うだけで相当印象が変わります。

上に写っているのは長年愛用しているTULALAの「モレーナ53」ですが、コルク部分が黒いだけでだいぶ違う印象になりますよね。

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熱収縮チューブもグリップテープも様々な色がラインナップされているので、それこそ派手なデザインのもので覆うと、釣り場でかなり目を引くと思います。

については、新品で購入したロッドにすぐオーバーグリップをすれば、そのままグリップを痛めることなく使っていけるということです。

コルクグリップだと目抜けや黒ずみが徐々に進行しますし…

コルクグリップをきれいにする方法

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EVAだといわゆる「テカリ」が徐々に進行して、手触りもツルツルとすべるようになってしまいますよね。

はじめからグリップを覆ってしまうことでこれらを防ぐことができます。

熱収縮チューブのメリット・デメリット

自分は熱収縮ラバーチューブもグリップテープもどちらも使っているので、ここからはそれぞれの特徴についてまとめたいと思います。

まず熱収縮ラバーチューブですが、製品としては以下の2つが有名どころかと思います。

  • ミリオン:熱収縮ラバーグリップ・スーパー
  • ジャストエース:収縮ラバーグリップ

自分は共和ミリオンの「熱収縮ラバーグリップ・スーパー」しか使用したことがないのでそちらの話となりますが、メリット・デメリットをまとめると以下のように思います。

メリット

  • 仕上がりがキレイ
  • 経年劣化が少ない

デメリット

  • 一度収縮させるとやり直しが効かない
  • 装着が割と難しい
  • 結構高い

みかん的総評

一時期マイブームで、所有しているロッドのほとんどをラバーグリップで覆っていたこともあるのですが、熱収縮するチューブ形状なのでグリップテープのような凹凸もない上に、端の処理も不要で、きれいな仕上がりが気に入っていました。

更にグリップテープと比較するとかなり強い(硬い)素材となっているので、劣化的なものが少ないのも魅力です。

また、幅の狭いフロントグリップなどでもキレイに覆えるのはグリップテープと大きく異なる部分です。

 

一方でデメリットとして強調したいのは「やり直しが効かない」ということです。

熱収縮チューブは一度熱をかけて縮むと、もう戻すことはできないので、「あ、長さ微妙に足りなくて失敗した…」とか「やっぱり思っていたより微妙だった…」というときに、もうラバーチューブを裂いて取るしかありません。(結構お値段するので地味にダメージ大)

また、意外とキレイにぴっちり覆うのが難しい上、熱をかけるのに結構気を遣うというのも難点です。

ヒートガンなどがあれば難なく安全に熱をかけられるかと思いますが、無い場合、コンロにかけたヤカンの蒸気やアルコールランプなんかで熱をかけようとすると、グリップ自体が痛まないか不安になったりもします(^_^;)

※ちなみに家庭用ドライヤー程度では中々収縮しきらないので、結構な熱をかけないと縮みませんよ。

グリップテープのメリット・デメリット

次にグリップテープのメリット・デメリットについて。

釣具屋さんもよく取り扱っているのは以下の二つですが、テニスやバドミントンなどのグリップも基本的に同じなので、スポーツショップなら更に色々なタイプ・デザインのものを選ぶことが出来ます。

  • ゴーセンのオーバーグリップテープ
  • WINNのロッドラップテープ

自分はゴーセンの「オーバーグリップテープ」を購入することが多いですが、釣り以外でバドミントン用にグリップテープを買ったりもするので、その流れでヨネックスのものを使ってたりもします。笑

グリップテープのメリット・デメリットは以下のようなところでしょうか。

メリット

  • 巻き方を失敗してもやり直せる
  • グリップ力が強い
  • 比較的安い

デメリット

  • 凹凸が出来る
  • 幅の狭い箇所に巻けない
  • 端の処理がきれいに仕上げにくい

みかん的総評

グリップテープのメリットは、何といっても「何度でもやり直しが効くこと」です。

巻き方が微妙だった…やっぱりこっちのロッドには巻かないで違うロッドに巻こう…なんてことが可能です。

またグリップテープは一部分を重ねながら巻き上げていくため、どうしても凹凸ができます。

これを見た目的にデメリットと捉える方もいるかもしれませんが、一方でグリップ力は否応なしに高くなるわけです。

しかしテープ状のものを斜めに巻き上げていく性質上、幅の狭いフロントグリップのような部分には巻くのが困難というのが欠点になります。

個人的なオススメはグリップテープ

ということで両者のメリット・デメリットについてまとめてみましたが、最近の個人的なオススメはグリップテープです。

理由は上記の通り、気軽に巻き替えできること、お財布に優しいところ、グリップ力がしっかりアップすることなどにメリットを感じるからです。

収縮ラバーチューブもカッコイイはカッコイイのですが、「なんかしっくりこないからやっぱり剥がそう…」で、結構な金額分ラバーチューブを破棄してきているので…(^_^;)

でもデプスのサイドワインダーみたいなブラックなロッドにブラックの収縮ラバーチューブ巻いているのはカッコイイですよね…うん、わかります。

▲数年前に愛用していたダイワ ブラックレーベル(FR701-MHRB)にはよく合っていたなぁと♪

オーバーグリップの正しい巻き方

テニスやバドミントン経験者からするとごく当たり前にやれることですが、やったことない人は意外とキレイに巻くのに苦戦するかも?

ということでWINNのグリップテープの巻き方説明動画を載せておきますね(・ω・)ノ

ほとんど巻いたことない人には参考になると思います♪

収縮ラバーチューブの取り付け方法

ついでに熱収縮ラバーチューブの取り付け動画も載せておきます。

こちらは安定のジャストエースさんのものです。

さすがのわかりやすさって感じです♪

まとめ

大切なロッドのグリップを守るグリップテープや熱収縮ラバーチューブについてまとめました。

ロッドのグリップって印象の大部分を占めているようにも思います。

新品で買ったロッドはもう使う前にオーバーグリップしちゃえば、リセール時に…っていうメリットもありますね…(ΦωΦ)

グリップの使用感で味が出てくるのがイイ、というのも凄くわかりますが、使用感も良い方向にいくし、個人的にはおすすめです♪