別にワークマン推しでも何でもないのですが、「これはイイ」と素直に感じたのでご紹介します。
ワークマンの冬用パンツ、「ウォームクライミングパンツ」がディティール含めて釣り用途にとても良さげなのです。
ワークマンで冬用パンツを購入
はい、というわけで最近めっきり朝は冷え込むようになり、冬支度をはじめたみかん🍊です。
冒頭に書いているように、自分は特にワークマン推しではないのですが、ふらっと立ち寄ったワークマンで良さげな冬用パンツを発見したので購入してみました。
その名も「ウォームクライミングパンツ」です。
ディアマジックダイレクト(DIAMAGIC DIRECTⓇ)という加工が施されており、調べてみると最近のワークマン防寒・撥水ウェアに多く採用されているようです。
素人目から見ると、生地感としてはちょっと独特で、触り心地はネオプレン素材ほど「ツルツルもちもち」はしませんが何となくそれに近い印象です。
まぁ細かいことは一旦さておき、一先ず現場で扱いてきた感想に移りたいと思います。
ウォームクライミングパンツを履いて釣りに
というわけで早速ですが、先日ウォームクライミングパンツを履いて釣りに行ってまいりました。
相模湖でのボート釣行ですが、10月末とは思えないほど寒々しい感じ…体感的には12月くらいの寒さでした。
下半身の装備としてはパンツ+ヒートテックタイツ(ユニクロ)+ウォームクライミングパンツ(ワークマン)という組み合わせで挑みました。
結論としては、かなり気に入りました…!
まず風を通す感じがなく、この日で言えば下半身の寒さはほとんど感じませんでした。
次にストレッチの効きがとても良い!動きやすいです。
立体裁断で周りもなんだかスムーズな感じです。(そりゃそうだ「クライミングパンツ」っていうくらいだもんな)
最後に凄くいいやんと感じたのがココ。
太もも上部くらいに位置するポケット。しかも止水ジップ付き。
座った状態で腰部分のポケットをガサゴソするのってちょっと煩わしさを感じますが、この位置だと煩わしさなし!
スマホや、ちょっとした小物などを入れておくのにかなりよさげな印象でしたよ。
そして後日、子どもと公園でハードに遊ぶときにも着用してみましたが、やはり動きやすくて良い感じでした。
防水性能に関しては後述しますが、ちょっと水がかかるくらいならば中に染みてくることはなさそうなので、おかっぱり釣行でもかなり良いのではないかと思われます!
ウォームクライミングパンツのディテール
一旦先に着用感をお伝えしましたが、ディテールについても少し細かく紹介しておきます。
まず全体的なシルエットはこんな感じ。
やや細身のシルエットですが、スキニーまではいかないくらい。(ユニクロでいうところのスリムくらい?)
立体裁断で膝下は少し絞られていて、ダボつかない感じになります。
サイズ感としては身長170センチ(というのはサバを読んでで、実際は168センチ)の自分がLサイズを着用して、タイトすぎずゆったり履ける感じです。
ウエスト部分はバックルが付属しているのも楽ちんで良し。
背面はゴム素材になっていて、動きやすさ重視の仕様になっています。(見た感じスノボウエアっぽい感じですね)
「FieldCore」の文字がデカデカと主張してきますが、まぁ着用すると一切見えませんから許せます。
ポケットは先ほども書いたとおり止水ジップ加工となっており、水の侵入を防いでくれます。(しかもチンガードまで付いている!)
ジップタグには「FieldCore」の刻印がされていてワークマン感が出てしまっていますが、まぁさりげない感じで悪くはありません。
左太もも部分と右の膝横部分にも「FieldCore」のプリント。これに関しては個人的には無くてもいいのになって感じます。笑
ヒップのポケット部分はワンタッチボタン式で止まります。
すその部分は画像のとおり、背面側の半分はゴム素材となっています。
また、大事な部分をお伝えし忘れていましたが、裏地は毛足の短いフリース素材です!この辺の質感も、スノボウエアで採用されているような裏地に近いような印象です。
その他、細かい部分を言うと腰部分にはカラビナループあり。釣り人的には何かと使うものなのでありがたい仕様です。
さらにマジックテープ付きのサコッシュポケットまで装備!
購入当初は「なんなんこの内側の謎ポケット?笑」とか思っていたのですが、調べてみたらこのように外側にペロンと出して外付けポケットとして使用するものでした。(恥)
こんな感じで、細部までかなり手の込んだ作りとなっています。
これでお値段2,900円…いや、お世辞抜きに相当コスパ良いように感じてしまいます…(^_^;)
ウォームクライミングパンツの撥水性能は?
ウォームクライミングパンツを購入する際、気になっていた点としては、ディアマジックダイレクトの撥水性能でした。
製品説明としては「50回洗っても耐久撥水!!」と謳っているので、どんなもんかと思いましてお風呂場でシャワーをザブザブかけてみました。
実験してみた感じだと、強雨に耐えられるような撥水性能はさすがにないものの、ちょっとした小雨なら染みてくることなく耐えられそう、例えばオカッパリでヤブ漕ぎした際に朝露で塗れるくらいなら全然問題なさそう!という印象でした。
ただし小雨でも長時間の使用となると、どうかな…というレベルかなぁとは思います。
あくまで表面の撥水加工であり、「防水素材」ではないので、そこんところは解釈を間違えないようにした方がいいかと思います。
しかしながら簡単には内側に染みてこない、泥汚れなどが付いてもサッと落ちてくれるあたりは、アウトドア用途としてかなりポイントが高いことは断言できますよ♪
気に入ったので追加したいのですが…
このウォームクライミングパンツ、かなり気に入ってしまったので是非追加したいと思っているのですが、残念な点が二つあります。
一つ目はカラーバリエーションが少なくて微妙なところ。
二つ目は店舗在庫でMサイズやLサイズが売り切れ始めているところ…です。
カラバリに関しては、2019年に発売したマットブラックとリバーグリーンの2色に加えて、2020年にカモフラホワイトとブラウン(自分が購入した色)が追加されたみたいなのですが、個人的には他3色のカラーがちょっと微妙…
リバーグリーンはありっちゃありなのですが、普通にカーキ系のカラーとか出してくれたらいいのに…なんて思ってしまいました(^_^;)
あとサイズに関しては、正直自分の体格的にはMサイズを購入したかったのですが、近隣の2店舗を回ってみてもブラウンのMサイズを発見できなかったのでLサイズを購入しています。
他のカラーで見てもSサイズは一切店舗で見つからず、Mサイズはリバーグリーンがラス1で残っていたくらいで、S・M・Lサイズは欠品している店舗が結構あるのかもしれません。(LLや3Lはたくさん店頭に並んでいました)
ワークマンあるあるですが、基本的に一度生産したらそのシーズンは追加生産一切なしの店頭在庫限りという感じなので、もしもこれ読んで購入を考えた方がいたらご注意くださいませ。
まとめ
ワークマンのウォームクライミングパンツについてレビューしてみました。
いや、有名アウトドアブランドと比較してコスパが…というのはちょっと違うかなと思うのですが、アウトドアショップでこの手の機能性パンツを購入しようとしたら、すぐに万超えてきますから、やはり相当なコスパの良さじゃないかなと感じます。汗
細かい部分を見ても作りのチープさを感じさせないので、この冬は釣りにも外遊びにもヘビーユースしてしまいそうです。
気になる方は最寄りのワークマンでチェックしてみてくださいねー♪
※ちなみにワークマンオンラインショップでも一応取り扱いはありますが、ネット在庫は現状あまりないようです(汗)でも11月上旬に入荷予定との記載があるので、もしかしたら今後入荷されるのかも?詳細はコチラ見てみてください↓