【カスタム】18バスライズにもオフセットジュラルミンクラッチを!?取付方法解説

すでに記事を公開しているとおり、シマノ最安ベイトリールである「18バスライズ」のカスタムが最終形態となって、これにてこのリールのカスタムは完結…としました。

関連記事

いよいよ実売価格5,000円程度のシマノ最安ベイトリール、18バスライズのカスタム記事最終版です。 今回は外装カスタム&機能面の強化、軽量化についてまとめていきます。 前回までのおさらい 前回までのおさらい記事はコチラ↓ […]

この記事の中で紹介したKDW製の【14スコーピオン・15クラド・15シティカ用 オフセットジュラルミンクラッチ】をバスライズに加工を施して取り付けるということに関して、取付方法を割愛していたのでこちらで解説していきます!

18バスライズのジュラルミンクラッチ化は加工必須

14スコーピオン・15クラド・15シティカ用 オフセットジュラルミンクラッチ(以下KDWクラッチ)を18バスライズに取り付けるにはリールまたはKDWクラッチに一部加工を施すことが必要です。

こちらが全くの無加工で取り付けている状態。

え!?無加工で取り付けられてるじゃん!?となりかけますが、コレ、クラッチが切れません。爆

黄色〇部分でボディとクラッチが干渉してしまうんですね。

しかし、これ逆に言えばここだけどうにかすれば取り付け可能!とも言えます。

クラッチプレートの穴位置がどうやら14スコーピオン系と同等のようで、クラッチ側のビス穴ともどんぴしゃなんです。

ここが合っていないと加工の難易度がかなり上がるかと思いますが、これは超助かりますね。

KDWクラッチを機能させる加工

というわけで、KDWクラッチを機能させるには「クラッチ側を削る」または「リールボディ側を削る」のどちらかとなるわけですが、私は主にリールボディ側を削っていき、最後の最後で少しだけクラッチ側を削る…という選択をしました。(理由は後述します)

クラッチと干渉する部分はボディのこの辺り…

前半はここをカッターなどで削っていき、後半はルーターや耐水ペーパーで整えていきます。

加工後の状態です。

18バスライズは高強度樹脂そのままの色合いなので、削ったところが全然目立ちません。素晴らしい!笑

この削った部分のボディ厚はそこそこあるので、ある程度は削り込んでも問題ありませんが、ボディ形状が結構変わってきているので、この辺りでやめておきます。

次にクラッチ側を加工します。

クラッチ側の加工は画像のとおり、干渉している部分を本当に少しだけ削り落としました。

使った道具は100均の棒ヤスリです。笑

あ、画像の右側は削った部分をマッキー塗装した状態。取り付けてしまえばこの部分は上面からは全く見えませんが、一応塗りつぶしました(・ω・)

18バスライズのジュラルミンクラッチ化、完成!

最後はクラッチを取り付けて動作確認しつつ、まだ干渉しているようであれば再び軽く削り込んで…を繰り返し、仕上げます。

これで取り付け完了です!いうまでもなくクソかっこいいぞー!!!

17バスワンXTなどにも応用可能

このジュラルミンクラッチ化ですが、18バスライズ以外にも応用可能です。具体的にはボディ形状・素材ともに同じである以下の機種です。

  • 16カシータスMGL 100/101
  • 17バスワンXT 150/151
  • 16炎月BB

このあたりですかね?

まぁ炎月にっていう方はあまりいないかと思いますが(笑)、カシータス、バスワンあたりの機種にあえてのジュラルミンクラッチ…ってさりげなく趣深くかっこよくないですか(´ω`*)?

さぁ皆さんジュラルミンクラッチ化にチャレンジ!もちろん自己責任でねwww

ボディを削った理由

リールカスタムパーツの役割を考えれば、リール側に手を加えるのはあまり好ましいことではないと思います。

なので、実は当初はリール側は一切手を加えずに取り付けを試みたんです。

すると、ここまで削り込まなければならず…

おそらくですが、干渉している部分のみをうまいこと削っていけば、もう少しクラッチそのもののデザインを損なわずに加工できたかもしれませんが、どちらにせよクラッチ天面のデザインに影響が出ることは間違いありませんでした。

考え方は色々あるかと思いますが、KDWさんがデザインした折角の美しいデザインが崩れてしまうのは、個人的には残念に思ってしまったのです・・・そこで、天面のデザインには一切影響が出ない範囲で加工をさせていただいた、という流れでした。

まとめ→ジュラルミンクラッチたまらんばい

KDWさんのおかげでジュラルミンクラッチブームがキテる!?

ドレスアップ目的としか捉えていなかったジュラルミンクラッチ化ですが、強度向上・サミング性向上など機能面でもプラスなことが多々あるということを理解してからすっかり魅了されていますね。笑

とりあえず愛用の14カルコンについては、ジュラルミンクラッチは欠品中ですが、現在KDWさんから貸していただいている状態です。。。

再生産され次第、全てのカルコンはジュラルミンクラッチ化する予定です。笑

KDWさん、待ってマスヨー!!