2021年春に訪れた「秩父彩の国キャンプ村」のレポートです。
かなり独創的なキャンプ場ですので、距離的に訪問できない人もキャンプやらない人も面白半分で読んでいってください。笑
彩の国キャンプ村に行ってきた
というわけで、久しぶりのキャンプ場レポートです。
まぁ我が家のキャンプシーズンは5〜9月だけの緩いファミキャンなので、キャンプ自体、かなり久しぶりに行ってきました。
※コロナ禍云々の話はありますが、家族だけで周囲の人とは3密全くない状況でしたのでご容赦ください。
時期はゴールデンウィーク真っ最中だったのですが、相変わらず直前まで予定が決まっていないダメっぷり…
一週間前でようやく、「やっぱキャンプ行くか〜」という話がまとまり、空いているキャンプ場を探したらココ【彩の国キャンプ村】がヒットした…というわけでした。
※公式HPはコチラ。
彩の国キャンプ村の予約方法は、基本直接電話しての予約になります。(tel:0494-25-3148)
電話に出てくれた受付のおばさまは、とても親切丁寧な対応でした。(キャンセル時の話なども細かく教えてくれました)
キャンプ場のホームページやキャンプ場ガイドでみる独創的な外観から抱いていた、「このキャンプ場、なんか大丈夫かな…」という漠然とした不安は解消されましたよ。笑
一味違う独創的なキャンプ場
そんなわけで実際に彩の国キャンプ村を訪れた話。
彩の国キャンプ村に対して「独創的」と連呼していますが、百聞は一見にしかずということで、まずは管理棟からどうぞ。
…はい、見ての通り、建物は全てアルミ缶をモルタルで固めて作られているという…汗
もちろん事前情報としては知っていましたが、実物をみると結構圧巻です。
ちょっとした外構なんかならわかりますが、これほどの建物、どうやって作ったんだか…という感じ。
※ちなみにガラスの灯り取りは自動車のドアが使われていました…(すみませんアップの写真撮り忘れました)
全てを書くことはできませんが、とにかく独創的です!!
これらは全てこのキャンプ村の「村長さん」と呼ばれるおじいさんから生まれた思想のようです。

そしてその他、施設概要としては…
- オートキャンプ×約50区画、コテージ×20棟(何気にかなり広い)
- 色んな動物がたくさん飼育されている
- バスケットゴールや卓球台などもある(だいぶ朽ちてるけど)
- お風呂あり(岩風呂と五右衛門風呂)
- 付近にスーパーなし
- 電波なし
…という感じ。
そう、このキャンプ場、電波がないのだ!!!
もしかしたらキャリアによっては電波が入るのかもしれませんが、少なくともソフトバンク回線の私は電波なしでした。(2021年5月時点)
これに関しては前向きに捉えれば、最近流行りのいわゆる【デシタルデトックス】を強制的に行わせてくれるわけです。
一方、周辺施設のことを調べたり、地図アプリ・天気予報アプリを使うことができないのは結構キツイなと感じる場面もありました(^_^;)
特に天気、これについては夕方から急な雨に振られて、すぐ止むものなのか、長引くものなのか、判断に悩まされたときは電波って偉大だなと…
なので、とにかく事前に調べておくべき事項はきちんと情報を得た上で、現地に向かうことをオススメします。
彩の国キャンプ村での一泊二日
施設概要的なことはこれくらいにして、実際に宿泊利用してきた話。
テント泊だといつも準備と片付けがバタバタでなんか疲れるばかり…と奥様が嘆いていたので、今回はコテージ泊をしてみました。
まずはチェックイン
チェックイン時間は13:00からということだったので、午前中は後述するミューズパークに寄り道して、お昼過ぎに彩の国キャンプ村に到着。
管理棟で受付を済ませ、まずは宿泊するコテージのチェック。
画像でみると「なんか微妙そうなコテージ…(狭い?ボロい?)」と思われそうですが、我が家の感覚では【普通に小綺麗】という感じでした。
壁や床もしっかりしてるし、別に清潔感のなさを感じさせるようなポイントもありません。
サクッと寝袋やマットレスなどの荷物を搬入し、次の予定へ。(テント設営がないのは楽ですねぇ…)
一日目は浦山渓流フィッシングセンターへ
チェックイン後はキャンプ場から歩いて行ける「浦山渓流フィッシングセンター」でお手軽フィッシングをしにいきました。
ここも中々独特なところで、簡単に言うと…
- 1グループで流れを囲って作ったプールを一つ貸し切って釣りする。
- バケツに入った魚(ニジマスかイワナ)10匹を購入する。
- その魚を貸し切った池に放す、そして釣る。
…といった感じです。

お値段は餌代別で4000円。(竿や仕掛け、ビクのレンタルは無料)
本格的なエリアトラウトなんか行ったら子ども含めて一人4000円かかりますから、相当リーズナブルなお値段設定です。
無論、本格的なルアーフィッシングを楽しみたい人にはかなり満足度の低い釣りになりますが、小さい子ども連れで釣り体験をするには丁度良いくらいの内容です。
と言っても、実はここの魚、簡単に口を使わない!最初の5尾くらいは割とイージーに釣れたのですが、その後が中々続かず…粘ってなんとか8匹ほど釣り上げた感じでした。
釣った魚については、その場で炭火焼きにして食べることができます。(別途1匹につき100円)
我が家はキャンプ場に戻って自前で焼くつもりだったので、持ち帰る旨を伝えたのですが…
なんと気の利くスタッフのおじさんが、全てハラワタを取り除いてくれました!
これは本当に助かる…手際もよくあっという間に捌いてくれちゃいました♪
その後はキャンプ場に戻り、夕飯などを適当に済ませて…
と、ここで急な雨に大慌て!!
…というのも、コテージの前は結構狭く、大きめのヘキサタープを単純に貼るにはスペースが足りなくて、実はタープを張っていなかったのです(;´д`)
急いで周りのキャンパーを真似して、コテージの屋根にあるフックを上手く使って設営しました。
たとえばコテージ泊でも、雨予報でなくても、やはりタープ設営は必須ですね…(反省)
そんなこんなでバタバタだった上に雨も強く、管理棟まで子どもたちを連れてお風呂に入るのがかなり億劫だったので、今回は入浴をしませんでした。汗(自分は入りたかったのですが…)
ちなみに岩風呂や家族風呂の詳細は以下の貼り紙のとおり、岩風呂は一応イメージ図として公式HPにあった写真を載せておきます。笑


二日目はキャンプ場でのんびり
二日目の朝には雨も止み、ようやく少しはのんびりした時間がとれました。
秩父の山奥で、コテージの裏手を浦山川が流れるという感じなので、ロケーションは中々良いです。
キャンプ村内も色々と遊べるところが多数あります。
個人的にツボだった一つはコレ、世にも奇妙な魚の餌やりです…
池にいるのは、なんと大型のニジマスやイワナ…隣の池には金魚みたいなのもいますが、マスたちの方が圧倒的に迫力があって餌やりが楽しいです。笑
あとは、もうとにかく子どもたちに大人気だったのはコチラ…👇
はい、冒頭に出てきたアルミ缶で作られたうさぎ小屋…に住んでいる、たくさんのうさちゃんたち!!
管理棟でニンジンが一袋50円で販売されているので、もうそれをあげるのが楽しくて楽しくて…あ、子どもたちの話ですよ。
いやしかし本当に可愛いうさぎちゃんたちでした…(癒)
あとは適当にキャンプ場内の散策などもしてみたり…
ちょっと写真がわかりにくいかと思いますが、コテージの裏手を流れる浦山川ですが、夏は川遊びをしても楽しそうです。
やや大きめの岩がゴロゴロしていますが、水は綺麗な上に水深も膝くらいまでなので、子どもたちを遊ばせるのもそこまで危険ではないかな?という印象でした。
チェックアウト〜帰宅
チェックアウト時間はAM11:00でした。
一つ大事なことを改めて書いておくと、キャンプ村ではキャンプで出たゴミを引き取ってくれます!!(荷物の多いファミリーキャンプではコレ非常にありがたい)
キャンプ村のゴミ(護美)集積場でゴミを出す際、分別は燃えるゴミ・空き缶・ペットボトル・アルミホイルの4種になりますので、きちんと分別しましょう。
※特に燃えるゴミの中に汚れたアルミホイルを入れがちだと思うので、要注意。
子どもたちはとにかくうさぎたちと戯れるのが楽しすぎたようで、たぶん1番の思い出ポイントはそこだったんじゃないかなと思われます。笑
夕飯どきの急な雨にちょっと慌てましたが、総じてそこそこ楽しめたのではないかなぁと思います!!
寄り道スポット3選
最後に、彩の国キャンプ村への道中にある寄り道スポットをご紹介しておきます。
秩父ミューズパーク

実際に行きの午前中に立ち寄ったのが秩父ミューズパーク。
かなり広大な施設で、色々な複合施設になっているのですが…
何があるのかと一言でいえば、レンタルサイクルと公園施設、この2つです。笑(あ、あとプールもあるけど、それは夏季限定…)
我が家もレンタルサイクルで公園を散策しましたが、一つ忠告しておくと3人乗りの車輪が小さい自転車は絶対にやめておいた方が良い…!!
公園が広大&アップダウンがあるのに、あの走破性だと地獄をみるからです。汗
公園内の遊具は小さい子ならば、まぁそこそこ遊べる感じでした👌
あとは写真にある、園内を走る「スカイトレイン」も時間が合えば子どもが喜ぶかなと思います。ただ1日に5便しか走っていないので、乗るならば時間を上手く合わせないといけませんね。
フォレストアドベンチャー秩父
小学校高学年以上の子連れファミリーやカップル、大人だけなら、フォレストアドベンチャーもかなり楽しめるかと思います。
ミューズパークの向かいに位置しているのでチラッと覗きましたが、かなり賑わっていましたよ。
小さい子ども(小学四年生未満、身長140センチ未満)は一切利用できないので、我が家はパスでした。
長瀞駅周辺〜宝登山
ルートにもよりますが、長瀞駅周辺も行き帰りの途中に寄りやすい場所です。
観光地なので、食事処も多いので、キャンプ村を11:00にチェックアウトして、お昼は長瀞駅周辺で…というのが我が家の流れでした。
駅周辺から歩いても行ける宝登山は、ロープウェイもあるので小さい子ども連れでも安心です。
ロープウェイで登った先には小さな動物園もあるので、ファミリーキャンプの寄り道にはちょうど良いかなと思います。
これまで奥さんと結婚前に何度か行ったことあるのですが、今回はにわか雨が酷く、ちょっと天気が怪しすぎたので断念しました。
でも個人的にはかなりオススメスポットですよ👌
彩の国キャンプ村レポートまとめ
というわけで、彩の国キャンプ村の訪問レポートでした。
立地としては秩父の市街地からだいぶ山奥に入るので、アクセス的にはイマイチとも言えますが、独特のセンスが光る楽しいキャンプ場でした。
キャンプ村から徒歩で行ける浦山渓流フィッシングセンターも、完全に手ぶらで楽しめるので、釣り初心者・小さな子連れファミリーにもおすすめですよ♪
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