ルアー塗装に適したコンプレッサー、エアブラシを模索する。2020年コンプレッサー選び備忘録

ここしばらくはノイローゼになるのでは?っていうくらいに、ルアー塗装用のコンプレッサー選びに時間を割いていました…

ネット情報と優しいSNSのフォロワーさんからの情報をもとに、コンプレッサーについて情報を整理しましたので、備忘録としてまとめます。

ルアー塗装用のコンプレッサー選び

こんにちは、釣りにちゃんと行っていない分、ルアー製作に注力しているみかん🍊です。

4月に入って以降、作りたかったクランクベイトやツインブレードクローラーの追加製作などをしていたのですが、残念なことが起きました…

充電式エアブラシが壊れたので分解してみた

はい、使っていた充電式エアブラシのコンプレッサー部分が再び壊れました。(白目)

分解して修理を試みたりしたので、これに関しても色々と書いておきたいことがあるのですが、その話は一旦置いておくことにしまして…

これまでエア缶使用で二年程、充電式エアブラシ半年程、リペイント遊びやルアー製作を行ってきましたが、もうこれは装備のステップアップを考えないといけないタイミングだなと確信しました。

というわけでルアー塗装用のコンプレッサーについて考察していきます!

そもそもコンプレッサーとは

そもそも論ですが、コンプレッサーとは、エアブラシを使用するために空気を圧縮してエアを吹くための機械…

というのはなんとなく皆さん知っているかと思いますが、ルアー塗装に使用されているものはどんなものなのか?

一般的にアマプロ問わず「模型用」のものが多用されています。

模型用のコンプレッサーというと、大まかなスペックとしては以下のとおりです。

最大圧力 0.10MPa前後
定格時間 最短で20分程度から、定められてない(長時間使用可)まで様々
方式 ダイアフラム方式、ピストン方式、リニア駆動フリーピストン方式など(すべてオイルレス)
価格 5,000~30,000円程度
主なメーカー クレオス、タミヤ、エアテックス、アネスト岩田、高儀、Amazon取り扱いの中国メーカーなど

今回コンプレッサーについて色々調べていき、最終的には「コレ」というものを決定したのですが、選ぶまでにはかなりの時間を要しました。

というのは、コンプレッサーって「高級なものほどイイもの」とは一概に言えないんですよ…

もちろん安いものは安いものなりではあるのですが、自分の用途・目的によって選ぶものがかなり変わってくるので、非常に難しいなと。

それこそエア缶にも充電式エアブラシにもメリットがあるにはあるんですよね…(^_^;)

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タイプ別にコンプレッサーを見る

というわけで自分が色々とコンプレッサーについて調べて、候補に挙げたものをタイプ別で情報をまとめます。

先に書いたように、使う人によってどれがベストかは変わってくるので、オススメ云々というのは特にありません。(最後に自分はどうしたというのは書きますが)

ルアー塗装に挑戦するため、コンプレッサーやエアブラシを購入検討する際に役に立てば幸いです。

ダイアフラム式コンプレッサー

ダイアフラム式のコンプレッサーはお手軽な模型用コンプレッサーとして様々なメーカーから発売されています。

手に入りやすく代表的なものは、以下の2品。

GSIクレオス Mr.コンプレッサー プチコン・キュート PS371

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高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサーセット HCP-100

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特徴としては以下のとおりです。

  • メリット:価格が5,000~8,000円程度と比較的安価、コンパクトで手軽、音は比較的小さめ(しかし使用中は常時振動)。
  • デメリット:エア圧が低い、エアムラ(脈動)が出やすい、長時間使用は厳しい。

使用時間が短く、普通の塗装用途であれば十分なスペックなので、安価でコンパクトなものを求める人に合うかと思います。

課題としてはエア圧が低いことで、口径 0.5mm のエアブラシでトップコート用のウレタンを吹くにはスペック足らずということです。

個人的にはここがマイナス点で候補から外しました。

ちなみに脈動についてはコンプレッサーとエアブラシの間にレギュレーターをかませれば解決できるので、そこは解決する手段があります。

※クレオスのクロプチエアブラシセットは値段はやや張るものの、レギュレーターまで全て一式揃っているのでアリかもしれません…

ピストン式コンプレッサー (タンクレス)

コンプレッサーで最も定番な方式であるピストン式ですが、模型用で自分が特に気になったのは以下の2品でした。

エアテックス コンプレッサー APC-018-1 ホワイト

エアテックス コンプレッサー APC-018-1 ホワイト

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エアテックス コンプレッサー APC-001

エアテックス コンプレッサー APC-001

17,980円(10/31 10:40時点)
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エアテックスさんはクレオスやタミヤと比較すると聞き慣れない人も多いかと思いますが、ネイルアート用途のエアブラシなどでは有名な大阪のメーカーさんのようです。

これに加えて廉価品で気になったのはこちら…

AusucはいわゆるAmazon取り扱いのチャイナメーカーで、このモデルはチャイナ版APC-001に安いエアブラシを付属させたような感じのようです。

恐らく問題なく使えるんでしょうが、国内メーカー品と比べると安すぎるのと、アフターケアが心配な点が懸念されます…(エアテックスさんは口コミ見るとアフターケアが結構しっかりしているようなので)

特徴としては以下のとおりです。

  • メリット:10,000~20,000円程で中価格帯、エア圧が高い、音はやや出るものの圧力スイッチでエアを吹いていないときは動作が停止する。
  • デメリット:サイズかやや大きくなり、音も比較的大きい、長時間使用は厳しい、価格としてはどっちつかず。

イメージとしては次に紹介するエアタンク付きのピストン式と、ダイアフラム式の間にくるようなスペックになるかと思います。

サイズ感や動作音、圧力スイッチでの入り切りなどについてはこの動画↓が非常に参考になりました。

最大圧力などももちろん十分だし、レギュレーター付きで動作音が46デシベル(比較的かなり静かな値)程度ということで十分ありなコンプレッサーだとは思います。

が、お値段的にはそこそこになってくるので、思い切ってこれより上のスペックにするかどうするかと悩ましい位置にあるものにはなりますね…(^_^;)

ピストン式コンプレッサー(エアタンク付)

お次は同じピストン式コンプレッサーでもエアタンクが付属しているモデルです。

ネット上での評価の高さから、候補にしたのは1種のみです。

どちらもツールズアイランドというメーカーのタンク付きコンプレッサーです。(下はエアブラシとセットになっているもの)

ハンドピース(エアブラシ)はほとんどおまけみたいなものなんでしょうが、タンク付きでこの価格は破格、そして基本的にAmazonの口コミも模型界隈のブログ内での非常に評価が高いようです。

ツールアイランドは沖縄の会社となっていますが、恐らくモノ自体はAusucとかと同列で、中国から輸入して販売しているような形態だと思われます。

なので商品の初期不良はなくはないようですが、それでも高い評価の方が圧倒的に多いので、価格的にもこれは魅力です(^_^;)

タンク付きのピストン式コンプレッサーの特徴としては以下のとおりです。

  • メリット:10,000~20,000円程で中価格帯、エア圧が高い、音はやや出るもののエアタンクにエアがたまると圧力スイッチで自動オフする。
  • デメリット:サイズは一番大きくなる、長時間使用はやや厳しい、価格としてはどっちつかず。

正直価格的にもスペック的には総合的に一番なのはこのツールズアイランドのコンプレッサーだとは思います。

コンプレッサーが安い分、ハンドピースやダストキャッチャーなどのアクセサリー類にお金を回せるし、タンクレスと比較するとタンクにエアを溜められる分、コンプレッサーに負荷がかかりにくい・コンプレッサーのオンオフ頻度が下がるので静音性に優れる・水を吹きにくいなどいいこと尽くめです。

しかし一番課題になるのはその大きさ

あとは後述するリニア駆動と比較するとやはり長時間使用には不向きのようなので(長時間使用が厳しいのはコンプレッサーが熱を持ってきてしまうため。なので冷却ファンをあてるなどして解決する方法はあるようですが)、そこがネックかなと…

大きいといっても所詮模型用なので、そこまで大きくはないのですが(30cm×30cm×20cm程度)、我が家的にはザ・コンプレッサーな見た目のものがどーんと机の下に設置するとなると…

はい、奥さんの目が怖いというのがあります(^_^;)

なのでそこが問題なければコスパ的にはやっぱり最高なんじゃないかなと思われます。

リニア駆動フリーピストン式コンプレッサー

最後は模型界隈では最も有名であろうリニア駆動フリーピストン方式のクレオス「Mr.リニアコンプレッサー」です。

GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサー L7 PS254

GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサー L7 PS254

28,824円(10/31 11:55時点)
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スペック違いでL5とL7があるのですが、単純にL7はL5のパワーアップバージョンです。

カルカッタコンクエストの100と200の違いみたいに思ってもらえれば良いかと思います。笑

特徴としては以下のとおりです。

  • メリット:模型用としては十分な圧力、音はそこまで大きくない(但し使用中は常時稼働)、サイズが小さい、長時間使用可。
  • デメリット:価格が高い(20,000円超え)、最大圧力はピストン式よりは低い、レギュレーターなど付属品必須。

魅力は圧倒的な信頼・実績、そしてコンパクトさです。

ダイアフラム方式よりもちょっと大きい程度のサイズ感(15cm×15cm×15cm程度)で、十分なエア圧、模型界隈で発売以降もうかれこれ10年程使われてきている定番品です。

価格的には初心者的に手を出しづらいものですが、やはりリニアコンプレッサー買っとけば間違いない感は強いですね…

個人的にはやはり「コンパクトであること」が最高に魅力です(^_^;)

YouTubeでも「リニアコンプレッサー」で検索かけると色んな情報が出てくるのも参考になりました。

その中でもそこまで参考にはならなかったけど可愛い女子の動画を貼っておきますね。笑

最終候補と購入したもの

はい、ということでここまで長文となりました(^_^;)

色々悩みました!

で、最終的に自分が購入したのはコチラ↓

はい、ひねりはないですがMr.リニアコンプレッサーL5ですね。

そしてクレオス製の高級ハンドピースやダストキャッチャーなど全て付属しているセットものにしましたよ。汗

L7ではなくL5にした理由、セットものにした理由などはまだ後日ものが届いてから書きたいと思います。

まとめ

ルアー塗装用のコンプレッサー選びについて備忘録でした。

どれが正解、ベストなんていう話はなく、各々の用途と目的、作業環境に合わせて選ぶのが大切かと思います。

今回のコンプレッサー選びでは自分も色々勉強になりました(^_^;)

そして多くのフォロワーさんからアドバイスといただきまして、本当に感謝でした。

皆様ありがとうございました♪

コンプレッサー・ハンドピース・塗装ブースなど、これで一式キチンとしたものが揃うので、いよいよ道具のせいにはできなくなってきますね。

困ったなこりゃ。爆

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