【シマノ】20メタニウム実釣インプレ。軽さ、キャスト性能、巻き心地、全てが三つ星級

シマノ2020年新モデル、20メタニウムの実釣インプレッションです。

巻物から撃ちモノ、ベイトフィネス的な領域まで色々と試してきた内容をまとめていきたいと思います。

20メタニウムの特徴や内部構造

そんなわけで、早速ですが2020年シマノ最注目株である「20メタニウム」のインプレを…

と、その前にまずは20メタニウムの特徴や内部構造に関しての解説を読まれていない方はまずコチラからどうぞ↓

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20メタニウム最速で分解・内部構造公開します!

20メタニウムの内部は細かなパーツまで見直しをかけて耐久性と軽量化を両立させ、コアソリッドボディのデビューモデルであった18バンタムMGLのネガが全力で潰されていましたよ…

20メタニウムは18バンタムMGLの欠点を全て克服してきている

分解してみて色々と予想を超えていたので、個人的には好感触しかないリールに仕上がってるなという感じでした(^_^;)

20メタニウムを実釣インプレ

前置きはここまでにして、実釣における感想をまとめていきたいと思います。

用途はバス釣りで、おかっぱりとマイスタイルであるカヤックでの使用となります。

ラインはPE2号-約80m+ナイロン16LB-約30mというセッティングです。

20メタニウムを牛久沼でテストしてきた

キャスト性能

まずキャスト性能ですが、おかっぱりアングラー的には遠投性能が気になるところかと思います…

20メタニウムでは飛距離がどれくらい出る?遠投性能評価

が、すみません、ここは個人的に重視していないのでざっくり書かせてもらうと…

一言で表せば、まぁ普通によく飛びます。

3/8ozのクランクベイトやスピナーベイトをサクッと30mくらいはトラブルなく飛ばせますし、飛ばし屋ではない自分でも長竿にぶっ飛び系のバイブレーションとかをキャストすれば飛距離は5、60mくらいはいくのかなという印象。

そこそこ普通に飛んで、ブレーキセッティングやサミングの掛け具合もシビアじゃないので扱いやすいと思います…

ですが、個人的にはΦ34mmマグナムライトスプールⅢは遠投性能を追求した仕様ではないと思うので、特筆すべき点ではないかなぁと考えています。

(遠投性能だけ求めるなら大口径スプール搭載の12アンタレスとかDC機の方が良いかなと…)

自分が特筆したいのはキャスタビリティに関してで、カヤックに乗ってワイヤーベイトやクランクベイトを投げまくってきた感触的には、純正状態でも相当良いです…

キャストがトラブルなくスパスパ決まる♪

20メタニウムとワイヤーベイトの相性はいい

自分は18バンタムMGLをマグネットブレーキ化(アベイル マイクロキャストブレーキ+マイクロキャストスプールカスタム)していますが、正直それと比べても全然遜色ないレベル。汗

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18バンタムのカスタムかなり課金している身としては辛くなる仕上がりですわ…苦笑

20メタニウムで撃ちモノ(ピッチング)はやりやすいのか?

撃ちモノに関しては自分の場合ほとんどやらないので評価が難しいところですが、スプールの立ち上がりやルアーの軌道などを見ていると十分なレスポンスなんじゃないかなと感じます。

巻き心地

続いて個人的に懸念していた巻き心地について…

20メタニウムの巻き心地はアンタレス並みの良さ?

結論から言うと相当いいです。

20メタニウムには18バンタムと完全同一のメインギアギアが搭載されていますが、ぶっちゃけ純正状態でも、カスタムしまくりの18バンタムよりシルキーです。泣

20メタニウムのドライブギア組
▲ちなみにストッパーギアとドライブギアの間に挟まるスタードラグ座金だけは異なるものが使用されていますね…(左が20メタニウム、右が18バンタム)

自分の18バンタムがハズレ個体(?)というのもあるかもですが、本当にノイズレスな巻き心地ですよ(^_^;)

もちろんマイクロモジュールギアといっても19アンタレスやカルカッタコンクエストとは異なるギアなので、あのあたりのリールが持つヌメヌメな感触とまではいきませんが、変なノイズは一切感じられませんね…

20メタニウムのドライブギアは19アンタレスと同じ!
▲上が20メタニウム、下が14カルカッタコンクエスト100のドライブギア。拡大すると歯の細かさが違うことがわかるかと思います。

巻きのノイズってスプールにラインが巻かれていて、程よくラインテンションがかかっているときに一番感じやすいのですが、20メタニウムは全然大丈夫でしたね…巻物系ルアーを本当に快適に巻けます。

(リールにも個体差があるので、自分のメタが当たり個体という可能性がゼロじゃありませんが)

マイクロモジュールギアは巻き心地の劣化が早いと一般的に言われているので注視はしていきますが、今回の20メタニウムは真鍮製ギアへ回帰しています。

16メタニウムMGLに搭載されていたジュラルミン製マイクロモジュールギアと比較したら耐久性についてはかなり改善しているのでは…と期待します。

パーミングや操作性

20メタニウム発売後、SNSなどでチラホラ見かけたのが「ボディがコンパクトすぎる」という意見でした。

たしかにスプールがナロー化したことで、18バンタムよりもさらにコンパクトになっているため、手が大きい人からすると若干違和感があるかもしれません…

が、手が小さい自分としては非常に握りやすい。

20メタニウムはコンパクトなコアソリッドボディでパーミングしやすい設計

さらに175gという軽さですから、ロッドワークをする釣りには操作性が高くてストレスフリーだなと…

ジャークベイトや操作系のトップウォーターなんかを扱うにはかなり向いています。

20メタニウムはジャークベイトやペンシルベイトなどの操作が快適

自分は今後、間違いなくその手の釣りには20メタニウムを多用していくと思います。

ハンドルの使用感

20メタニウムには84mm(XGのみ90mm)ハンドルに新設計のセミファットなハンドルノブが装着されていますが、このハンドルノブは個人的にかなり好き。

20メタニウムのハンドルノブは新設計のセミファット形状

旧メタニウムや18バンタム、SLXなど多くのシマノ製ベイトリールに装着されている平ノブよりも2mmほど薄くなり、軽量化されています。

ベイトフィネス系リールに装着されているスリムノブよりもしっかり握れて、それでいて野暮ったさを感じないんですよね…

20メタニウムのハンドルは新設計で軽い!

ゆくゆくはカスタムしてしまうかもですが、このハンドルノブは普通に気に入りました♪

ベイトフィネス的な使い方はどうか?

最後は試してみたかった20メタニウムのベイトフィネス的な使用について。

これに関しては、下巻きPE2号-約80m+フロロ8LB-約30mというセッティングで、シャッドやスモラバ、ライトリグを投げてテストしてきました。

20メタニウムでベイトフィネスはできるのか!?

結論としては、ガチガチのベイトフィネス機と比較してしまうと当然ブレーキセッティングがちょっとシビアとか、向かい風でキャストすると糸が浮きやすいとかはあるものの、まぁ普通に使えますね

スプール径はより小さい方がベイトフィネス的に有利になるわけですが、マグナムライトスプールⅢだとφ34mmでも軽量ルアーにある程度対応できてしまう…

トレーラー含めて5gくらいのスモラバや、6g前後のシャッドは特に問題なく扱えました(^_^;)

同じ遠心ブレーキで、φ32mmのNEWマグナムライトスプールを搭載している19SLX MGLを所有していますが、普通にそれと同レベルのキャスト性能はあるなという感じです…

19SLX MGLと20メタニウムはどちらがベイトフィネス向き?
▲19SLX MGLもコスパ的にはいいリールなんですが…

ちなみに19SLX MGLと20メタニウムのスプールを比較してみるとこんな感じです↓

NEWマグナムライトスプールとマグナムライトスプールⅢは何が違う?

20メタニウムのスプールは超軽量!?
※上記のスプール重量は、20メタニウムからスプールベアリングを含めたサイレントチューン機構を外したときの値です。
NEWマグナムライトスプール(MGLスプール第二世代)とマグナムライトスプールⅢの違いは、スプール幅がナロー化された点と、スプール全体が肉薄となっている点です。一見スプール側面にブランキングのある旧MGLスプールの方が低慣性化されているような印象を受けますが、MGLスプールⅢの方がより低慣性化されているんだとか。(シマノ開発者談)

一口に「ベイトフィネス」といっても何を重視するのかによって選択するリールは異なってくるかと思いますが、自分はいかにライトプラッキングがトラブルなく快適にできるかということを重視しています。

20メタニウムで小型シャッドはキャストできる?

その観点からすると、X-SHIP、真鍮製マイクロモジュールギア搭載で自重175g という20メタニウムはかなりドンピシャなリールに感じます…

5月には夢屋シャロースプールの発売も予定されているので、それも試してみたら追記していきたいと思います👍(買うんかい)

20メタニウムのシャロースプールと深溝スプール
▲真ん中が純正スプールで左が夢屋シャロースプール、右が夢屋深溝スプール(発売はどちらも2020年5月?)

20メタニウムの欠点

ここまでベタ褒めしてきた20メタニウムですが、自分が感じたネガも一応書いておきます。

まずは「太糸にはあまり向かない」ということです。

20メタニウムは太糸が向かない

19アンタレスも同様のスプールなので同じことが言えるかと思いますが、16LBのナイロン巻いて遠投すると、まぁスプールが痩せますよね…

幅19mmまでナロー化されたマグナムライトスプールⅢはあまり太糸向きではないように感じます(^_^;)

スプールが痩せることで飛距離の面では伸びにくいでしょうし、サミングもしにくくなります。

個人的にはモノフィラライン(ナイロンやフロロ)を使うなら16LBくらいまでかなと…

実釣テストでは16LBのナイロンラインを使用していましたが、今後は14LBに落として使っていく予定です。

 

また、これは欠点というか、ただの棲み分けの話ではあるのですが、20メタニウムは軽いゆえに振動を拾いやすいです。

良い意味では感度がいいと言えますが、引き抵抗の強い大型プラグに関しては18バンタムMGLくらいの重量(215~225g)があった方が安定感があるように感じます。

18バンタムMGLと20メタニウムの棲み分け

なので、1oz超えのクランクやハネモノ・ビッグベイトなどは18バンタムで使い、それ以下は20メタニウムがカバーするというのが現時点で自分が構想している使い分けです(^^)

総評【20メタニウム、コスパ良すぎるだろ】

20メタニウムで実釣した感想について色々と書いてきましたが、まとめると…

  • 純正状態でも軽さ・キャスト性能・巻き心地が良すぎる
  • コンパクトで軽く、操作性良し
  • ベイトフィネスチックなところから巻物・撃ちモノ全般を広くカバー

「コスパ良すぎるだろコレ。」

もちろん19アンタレスやコンクエストのようなハイエンドリールにはそれ相応のクオリティが備わっていますが、20メタニウムに関してはヤフーショッピングのポイント還元率30%を考慮すると実質23,000円程で購入できてしまいます。

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19アンタレスもポイント還元率30%を考慮すれば実質36,000円程度なので、べらぼうに価格差があるというわけではありませんが、それでもやっぱり価格帯としてはメタニウムの方が手を出しやすいですね(^_^;)

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最終的には好みや用途の問題ですが、同価格帯からするとコスパの良さは相当際立つように感じますね…

少なくとも自分は購入したことに全く後悔はありません。

今後さらに色々な用途で使ってみて、気が付いたことがあれば追記していきたいと思います(^^)

20メタニウムのテスト中に釣れたスモールマウスバス
▲20メタニウムBFS用途テストの最中に釣れたスモちゃん。入魂も無事済んだので今後いっぱいお魚釣ります!!

追記:20メタニウムのカスタムについて

純正のままでの十分素晴らしい性能・外観に仕上がっている20メタニウムですが、さらに快適化するカスタム(改造)についてまとめましたので、ご興味ある方は是非ご一読を↓

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取り付け方などは記事をご参照ください(^^)