カヤックバスフィッシングの初心者向けに、今回は「釣りやすいルアーカテゴリーベスト5」と題して、自分がこれまで散々お世話になってきたルアーたちを紹介していきたいと思います。
カヤックバスフィッシングで釣りやすいルアーって?
というわけで、今回はカヤックでのバス釣りで、自分が初心者さんにオススメしたいルアーカテゴリーをまとめていきます。
カヤック=トッパーさんというイメージを持っている方もまだまだいらっしゃるかもしれませんが、カヤックでオールラウンドに釣りするというのは全然ありな選択肢です。
実際、アメリカではカヤックでのバスフィッシングトーナメントが開催されているくらいですし、バス釣り用途として日本国内ではまだまだ開拓されていないという印象が強いです。

そんなわけで、自身の経験と考えに基づいた「カヤックで釣りやすいルアー」をカテゴリ別にランキング形式で紹介していきます👉
第5位:クランクベイト
まず第5位はみんな大好き「クランクベイト」。
巻物としてテンポよく扱える点、スナッグレス性が高い点などがベスト5入りした理由です。
ただしクランクベイトと一口に言っても、大きさから潜行深度まで様々ですよね。汗
はっきり言ってマグナムクランクや割と大きなディープクランクなんかは引き抵抗が大きすぎてダメです、ベスト5どころかワースト1位あたりに位置付けたいレベルです。笑
自分がオススメするのは、クランクベイトの中でもサイズが小型〜中型程度・シャローランナーからミドルランナーのクランクベイト。
このあたりだと引き抵抗が強すぎることもないし、早いテンポでの釣りが可能なのでカヤックでも扱いやすいと感じます。
自分が使っているクランクベイトは自作だったりハンドメイドビルダーさんのものだったりで入手性としてイマイチなものが多いのですが(汗)釣具屋さんで普通に購入できるもので挙げさせてもらうと、ペイフォワードのワンエイトSR・MRですね。
カヤックで初めてのクランクベイトフィッシュを狙いたい!という人はこれをひたすら投げていれば釣れると思いますよ…すでに多くの人が知っているとおり、それくらい優秀なルアーです👍
第4位:シャッド
続いてもクランキング系ルアーですが、第4位は「シャッド」です。
クランクベイトよりも上に位置付けた理由としては、より引き抵抗が小さいこと・食わせる力が強いことの2点です。
オールシーズン使えるルアーですが、個人的に多用するのは11月・12月・3月・4月・5月頃。
低水温期ではどうしてもスローダウンしなければ反応をもらえない状況も多いかと思いますが、シャッドならば早い速度で巻いても食わせることができます。(かなり早く巻いてリアクションで食わせることも多い)
星の数ほどある(?)シャッドの中でも、オススメするのはジャッカルのソウルシャッドシリーズ、これ一択ですね。
全7モデルあるソウルシャッドシリーズですが、タックルやフィールドに合わせて、サイズと潜行深度を選びましょう。
使い方に関してはただ巻き、またはストップ&ゴーで。
トゥイッチとかロングステイとかいりません、シンプルに扱う方が最初は釣果が伸びると思いますよ👌
第3位:クローラーベイト
第3位はナナブンノニブログではお馴染みの「クローラーベイト」。
しかし…クローラーベイトでも最近じゃ色々あるかと思いますが、決してデッドスローピクピクで天才デカバスを狙い撃ち…というのではありませんのでご注意を✋
自分はいわゆるデカハネモノも多用しますが、カヤックビギナーさんに絶対オススメしたいのは特化型ハネモノではなく幅広い速度で使える中型ハネモノ。
市場で簡単に手に入るものでいえばジャッカルのポンパドール、これ一択です。
サイズとしてはオリジナル(22g)でもジュニア(18g)でもどちらでもOK。
ご自身のタックルバランスとフィールド規模に合わせてチョイスしてください。
使い方は過去のインプレ記事をどうぞ👇
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第2位:スイムジグ・スイムベイト類
カヤックバスフィッシング≠ワーミングのイメージは強いように感じますが、第2位はワームカテゴリから。
スイムジグやスイムベイト、さらにはシャッドテール系ワームのジグヘッドリグなんかはカヤックでもとても扱いやすいルアーです。
ウエイトやフォール加減、巻き速度でオールレンジで使うことができる上、スイムジグなどはスナッグレス性も高く、釣りのテンポを落とさずに攻め続けることができます。
オールシーズンでイケるかと思いますが、自分としては秋と春にオススメしたい釣り方です。
ちなみにスイムジグ、愛用しているのはスライドスコーンジグの1/4〜3/8oz、組み合わせるワームはアンモナイトシャッドやハートテールあたりとなります。
第1位:スピナーベイト&バズベイト(ワイヤーベイト)
輝く第1位はもうこれしかないでしょう…スピナーベイト&バズベイト!!
この2種類のルアーのおかげで、自分はカヤックでのバスフィッシングを覚えさせてもらったといっても過言ではありません。
スナッグレス性・テンポの良さ・バイトを誘発させる強さ等、どれをとっても素晴らしく、正直楽しいかどうかを度外視したら、恐らく年中ずっとワイヤーベイトだけひたすら投げ続けているのが一番バスを数多くキャッチできるかも…と思うくらい。笑
バズベイトだともう何年も愛用しているのはノリーズのボルケーノグリッパー、スピナーベイトだと最近はボトムアップのビーブルがお気に入り、あとは昔からずっと愛用しているのはノリーズのディーパーレンジ…という感じ。
どれも過去にインプレ記事を書いているので、気になった方はそちらを覗いてみてください👇
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まとめ
というわけでカヤックで釣りやすいルアーベスト5をまとめてきましたが、先日も書いたように、カヤックフィッシングは釣りの最中は操船ができない状況になるというデメリットがあります。
なのでテンポよく扱える・スナッグレス性が高い・巻くだけでオートマチックにアピールしてくれる…このあたりを兼ね備えたルアーはカヤックフィッシングに向いていると感じます。
一方で、逆にカヤックフィッシングに向かないな~と思うのは、第5位クランクベイトの部分でも触れたように「引き抵抗がやたら重いルアー」や「釣りのテンポが遅いルアー」、「スナッグレス性が低いルアー」、「重量が大きすぎるルアー」などです。
具体的にいうとマグナムサイズのクランクベイトや大き目のディープクランク、2oz以上のリップ付きビッグベイト、NZクローラーのようなデカい&完全デッドスロー特化した羽根モノ…このあたりですかね。
もちろんあえてカヤックでそういうものに挑戦するというのもありはありですが、今回はカヤックビギナーさんに向けての内容なので、おすすめしませんよと書いておきます👏
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