パックロッドは好きです。
パックロッドだからできるギミックもあるし、小さな仕舞寸法は当然持ち運びに便利。
その上、通販で買ったものが自宅に届いても、家族からは「ロッドを買った」と認識されませんから(笑)、そのメリットにはとても魅力があります。
「バス釣りで使うなら、ロッドは当然ワンピースでしょう」…バス釣り業界ってそんな風潮がありませんか? もちろん私もこれまで結構な本数、ワンピースロッドを使用してきました。(ハートランドとかブラックレーベルとかロードランナーとかハートラン[…]
しかしながら、基本的に自分はカヤックではパックロッドをまず使いません。
カヤックフィッシング、特にバス釣りなどの淡水フィールドでパックロッドをオススメしない理由をまとめます。
私のカヤックフィッシング用タックル
結論から入ると、私のカヤックフィッシング用タックルは、現在は完全にツララのショートロッド一色となっています。
これはまぁ普段から当ブログを覗いていただいている方は認識しているかと思いますが、改めて書いておきますと…ツララ製ショートロッドの特徴は3つ。
まず短い。私が使っているロッドは全て5フィート台です。(5.3ft~5.8ft)
次にグリップジョイント式ロッドであり、ブランクに継ぎ目はありません。
最後に、厚みのある強固なカーボンブランクが使われています。
これらはすべて自分のカヤックフィッシングに欠かせない特性です。
具体的なモデル名をあげると、メインのロッドはモレーナ53・タマンドア56・ピメンタ57、必要に応じて2~3オンスを快適に使えるピメンタ55、シャッドやメタルゲーム時に欠かせないコローナ58、真夏の小型水面ゲームを中心に活躍するグリッサンド56を加える…といった感じ。
何故パックロッドはダメなのか
一時はカヤックフィッシングにもパックロッドを導入していた時期がありました。
しかし、ひとことで言えば「淡水カヤックフィッシングにパックロッドは破損のリスクが大きすぎる」という結論に至りました。
実際、過去に自分はパックロッドを2回程折っています。(どのロッドだったかは特に書きませんが)
もちろん、最近のパックロッドメーカーさんは、かなりこだわりを持って開発されているでしょうから、昔のパックロッドとは強度面も使用感も格段に上がっているかとは思います。
しかし、淡水カヤックフィッシングではやっぱり自分にとっては厳しいなと考えています…
カヤックで魚とファイトする
淡水カヤックフィッシングが普通のボートフィッシングやオカッパリとどう異なるのか?というところを踏まえて具体的な話をしていくと…
まずカヤックの場合、当然ながら着座から体勢を変えることはできないので、上半身のみでロッドをさばいて魚とのやり取りすることになります。
また、魚が掛かればロッドから手を放すことはできないので、パドリング(操船)不能となります。
この状況で魚とやり取りし、高確率でネットインに持ち込むには、ときにかなり強引なやり取りも必要になります。
その上、海などとは異なり、淡水カヤックだとテトラや護岸、オーバーハング、アシといった様々なストラクチャーに囲まれていることがほとんどです。
ファイト中にカヤックが護岸にガンガンあたるなんてよくあることだし、オーバーハングにカヤックが突っ込んだ状態でそのままファイトすることもよくあります。苦笑
…ようは、ロッドに気を使って魚とファイトするなんてやってられないんです(^_^;)
身を守るためにロッドを盾にすることも、強引にネットインさせるためにロッドをかなり立ててしまうことも止むを得なしと思っています。
※ちなみに、過去にパックロッドを折ったときは、45センチくらいのバスを強引にネットインしようとした際にティップが折れました。
「いやいや、バス釣りくらいで大袈裟では?」と思う方もいるかもしれませんが、50センチクラスのラージマウスバスやスモールマウスバスが、川の流れに乗って全力で走ると、結構なパワーになります。
掛けた魚にカヤックごと引っ張られるのはまぁ普通です。
加えてバス釣りだからと言っても、当然それ以外の魚がかかる場合もあります。
このことはしっかりと想定しておくべきだと考えます。
自分のフィールドだと時期によっては60~80センチクラスのリバーシーバスがかかることも多々あるのですが、それをかなり流れのある中でカヤックからかけたときの危険さと言ったら…汗


実際に体験しないと中々伝わりにくいかとは思いますが、特にリバーカヤックフィッシングだと、1ランク・2ランクくらいオーバーパワーなタックルでないと、場合によっては危険な思いをすることになるかと思います。(経験者談)
竿の役割は魚を釣るだけではない
魚を掛けたとき以外でも、カヤック用タックルでは様々な使い方をしています。
例えば、ときにはパドル代わりとして…
流れのあるフィールドであれば、このようにしてロッドとルアーの抵抗でカヤックの向きを変えることができます。
タックルを置いてパドルに持ち替えてカヤックのポジションを整えて…なんてやっていたらキャスト数が稼げませんから、自分は結構こうしています。
そして例えば、ときには込み入った水路の中に入っていくために枝や蜘蛛の巣を払うのに使ったり、底質を知るためのピックとして使ったり…
非常に信頼できる一次情報の取り方。#必殺ティップスキャン pic.twitter.com/jlOs6jZtO7
— ナナブンノニ:みかん (@mikan_saitama) March 14, 2020
…といった具合で、まぁ竿の扱いは見る人が見たら「けしからん(怒)」と感じるかもしれません。
でもこれがカヤックで泥臭くデカバスを追うために自分が構築したスタイルです。
パックロッドは折れやすい、弱いと主張したいわけではないのですが、こうやって考えていくと短くて強固なワンピースブランクこそがカヤックバスフィッシングに最高だという結論に至るのです。
ちなみに5フィートクラスならグリップジョイイントでなくても、まぁ…という感じですが、グリップジョイントだとロッドティップにトラブルがあっても、こうやって容易に手元で処置することができます👌
まとめ
というわけで自分がカヤックでパックロッドを使用せず、ワンピースブランクのツララショートロッドを愛用している理由をまとめてみました。
決してカヤック×パックロッドを全面否定しているわけではありません。カヤックフィッシングもフィールドやターゲットは様々ですから。
ただ自分の釣りだと、やっぱりパックロッドは危険すぎるかなと…実際、6年ほどカヤックフィッシングを続けてきて、パックロッドは2回折り、ツララショートロッドは一度も折っていませんから(^_^;)
その経験から、今こういったタックル構成に固まった、という感じなのです。
最終更新日:2022年7月3日 愛するツララロッドたちに関して、所有するもの・していたもののタックルインプレッション記事を、ここに全てまとめます。 TULALAは自分たちが作る竿を「ルアー範囲は○~○g」、「テーパーは○○」、「[…]