手持ちのワーム接着剤の残量が全てなくなって放置していたのですが、重い腰を上げてワーム接着剤を補充してきました。
ちょうどいいタイミングなので、改めて自分が行っているワーム接着剤の活用術について、記事にまとめたいと思います。
おすすめワーム接着剤「フィックスアルアー」
というわけで久しぶりに、最寄りの釣り具店でワーム接着剤を購入してきました。
はい、ご存知の方も多いであろう、ワーム接着剤の元祖的存在?スパイクイットの「フィックスアルアー(FIX-A-LURE)」ですね。
ときたま SNS などで「このワーム接着剤もイイ、コスパも良い」という情報を見かけたりしますが、自分の場合は結局「フィックスアルアー」で不満が特にないので、冒険せずに毎度コレをリピート購入してしまいます。汗
そういうわけで色々と使い比べした結果でモノ言っているわけではないのですが、長年愛用している製品の一つとなっています。
FIX-A-LURE(フィックスアルアー)とは?
フィックスアルアーは見てのとおり輸入モノのワーム接着剤ですが、接着力も強い上、接着時間も非常に短いので使い勝手が良く気に入っています。
フタ裏にハケが付属しており、容器のガラスビンもコンパクトなため、釣り場に持っていく場合も嵩張りません。
ただし、一点注意なのは、フタの締めが甘いと、だんだん粘度が上がってきて、最終的にはゲル状になって使い物にならなくなります…
なので、フタをきつく締め、さらにゲル化のリスクを減らす場合にはジップロックなどに入れて保管しておくのが個人的にオススメです。
※あとは結局のところ開封して長時間経過すると、どのみちいつかはゲル化するので、ある程度の期間で使い切りましょう。
ワーム接着術【初級編】
ワーム接着剤「フィックスアルアー」の活用方法ですが、一応最もポピュラーな使い方から紹介していきます。
まずは一番よくある活用場面は、オフセットフックにセットしたワームの先端が裂けてしまった場合ですね。
ここが裂けてしまっただけでもうゴミ箱行き…なんて勿体なすぎますのでやめましょう!!
最近のワームは一本単価 100円超えとか普通ですからね…(;´д`)
裂けた部分をしっかり接着するためには、表面にワーム接着剤を塗るだけでは全く無意味です。
裂けた部分を広げて(必要であればカッターで切開する)、接着剤をケチらずしっかり塗ったのちに軽く指で抑え、30秒くらいしたら接着完了です。
「接着剤を塗る」というよりは、「ハケに付いた接着剤を垂らす」という感じがいいかと思います。ハケにワームの成分がくっつき、そのハケを容器に戻すと残っている接着剤にワームの成分が混入してしまうためです。
先端の裂けだけではなく、フックポイント部分がグズグズになってしまった場合もワーム接着剤の出番です。
こういった場合には、まずはグズグズになった部分を大胆にカッターで切開します。
その上で先ほどと同様にワーム接着剤を垂らすように塗布して接着させます。

針穴にハケを突っ込んで塗布するよりも、一度切開してしまった方がしっかり接着剤を塗布できるので、強く接着できます♪
ワーム接着術【上級編】
と、まぁここまではどこにでも出てくるような内容なので、どうでも良くて(笑)、このあとからがこの記事で紹介したい本題的な部分です。
たしかにワーム接着剤による接着で、裂けたワームは再生することができます。
とはいえ、一度裂けた部分にまた針を通すわけですから、どうしても当初の状態よりは裂けやすいことは否めません…
ということでダメージ受けまくりのワームを使って自分がやっているのが「対称形のワームはカットして逆さにして使う」というものです。
言葉では伝わりにいくので図で説明します。汗
用意したのはスイムジグのワームキーパーに上半身をグズグズにされたデスアダーカーリー×2本です。
まず、1本はテール側をカットして…
もう1本はグズグズな頭の方をカットし、そこへ1本目のテールを接着します。
2本目のテール側をちょうど良い部分でカットし、完成です。爆
この方法で作り出したワームだと、フックを刺す箇所はまだ傷が入っていない状態になるので、強度的には新品と同等レベルになります。
ただ、シビアな目で見ると、例えばノーシンカーや軽いシンカーを使ったライトリグにおいて、「バランスが本来の製品と比べて崩れている!」ということもあるかもしれません…ですが、「頭側としっぽ側で大体対称形になっているワーム」であれば、個人的にはこの方法で結構普通に使えると思っています。笑
貧乏性全開のマイスタイルです(*´-`)
オリジナルワームの製作もオススメ
ワーム接着剤は壊れたワームの補修だけでなく、ちょっとしたオリジナルワームを製作するのにも使えます。
細かいパーツを接着して…というのはさすがに厳しいですが、特に同じメーカーで似たようなワームマテリアルの製品であれば、例えばツートンカラーにしたり、長さを変えてみたり、パーツを追加してみたり…

これくらいのものであれば、カッターとワーム接着剤だけあれば製作可能です。
特にハイプレッシャーなフィールドでは、市販品のワームよりもバスが一度も見たことないワームが効くこともある…かも!?( ゚д゚)謎
まとめ
ワーム接着剤の活用術についてまとめてみました。
フィックスアルアーだと1本1,200円程度するので、接着剤としてはちょっと高く感じますよね…
でもルアー回収機なんかと一緒で、すぐにもとはとれるかと思います。
特にワームを多用する人はマストアイテムじゃないかと…(^_^;)
自分の場合はワームを多用しない分、ワーム接着剤を活用することでワームの購入費用を抑えて、その分ハードルアーの購入費用に充てたい…という感じなんですけどね。笑
兎にも角にもワーム接着剤、使ってない人はかなり損しているというのは間違いないですぞ!!!!
ルアー交換を素早く行えるルアー用スナップですが、ワームに付けてると「えっ、正気?」みたいに見られることも…? ワームをスナップで使うのは、邪道でバイトを遠のかせる負の要素なのでしょうか? ワームにスナップ歴かなり長いです。汗 こん[…]