さらばウェイテッドフック。全てを解決してくれたデコイのスライドウェイトがイイ!

各社から発売されているウェイテッドフックを使ってきましたが、どうやらこれでウェイテッドフックとおサラバすることになりそうです。

デコイのスライドウェイトが全ての不満を解決してくれる…かも!?

ウェイテッドリグとは?

こんにちは、ここ数年ワームの出番はだいぶ減ってきてしまっているみかんです…

しかしながら、ハードベイトの釣りの中に織り交ぜて使いたいワーミングというのは自分の中でいくつかあります。

その1つが、ウェイテッドフックを使用した「ウェイテッドリグ」です。

ようは、ノーシンカーリグのフックを、シャンク部分とシンカーが一体化している「ウェイテッドフック」にするだけのリグなのですが、これをもう7、8年?結構な年数使ってきています。

レンジを落としたいとき、ノーシンカーよりも手早くサーチしたいときはもちろんのこと、実はこれ、アクションや操作性の面でもメリットがあります。

例えばドライブスティックのようなスティックベイトと組み合わせた場合、ネイルシンカーをワーム内にインサートする「ネイルリグ」と比較して、外側に重心が位置している分、フォール中の自発的アクションの動きは大きくなります。

ウエイテッドリグのメリットとは?
▲振り子の原理でワームボディの振れが大きくなります。

また、ボトムとコンタクトしたときにシンカーが直接ボトムに触れるため、感度的にも良いわけです。

どちらが釣れるなんてものは当然ありませんが、自分はネイルリグよりも好んでウェイテッドリグを使う場合が多いです。

ウェイテッドフックを色々使ってきた

そんなわけでウェイテッドフックを色々試してきているわけですが、昔はそこまで選択肢がなかったものの、今は結構様々なメーカーさんが出していますよね。

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最近の主流はステンレスコイルのワームキーパーを採用しているものがほとんどですね。。。

自分がここ最近使っていたものだとフィナ(FINA)の「ハイパートルネード ウェイテッド」で、これをシャッドテールとスティックベイトに組み合わせて使用していました。

使うことが多いワームをまとめてみると…

  • シャッドテール:ハートテール・ドライブシャッド・ヴィラップスイマー
  • スティックベイト:ドライブスティック(3.5インチ、4.5インチ)・サカマタシャッド

こんなところかなと思います。

ウェイテッドフックの欠点

活用を続けてきたウェイテッドフックですが、自分的に大きな欠点だと感じていたことが二つありました。

それは…

  1. 重心位置を変えられない
  2. 錆びやすい

ということです。

前者については、フックとシンカーが一体化しているので当然なのですが(汗)、例えばスティックベイトを垂直にフォールしたい場合と、シャッドテールをヘッド方向にカーブフォールしながら自発的に泳がせたい場合とでは、重心の位置が異なるわけですが、ウェイテッドフックではシンカー位置を動かすことはできません。

また、後者も自分的には結構深刻で、ウェイテッドフックって「かなり錆びやすい」と思っているのですが、皆さんはどうでしょうか…?

ウェイテッドフックの欠点は錆に弱いこと!?

間違っていたら内容を修正したいと思うのですが、これってつまり「電食(電蝕)」が起きているせいと思っているのですが、違うのかな…

 

電食(電蝕)とは?
異種金属を接合することで起きる、電気化学作用による腐食現象のこと。(異種金属の電位差が大きいほど、電食の度合いも大きくなる)

 

イオン化傾向云々やら、電食に関する詳しい話はここでは省略しますが、フックに鉛とステンレスワイヤーが接触した状態にあるウェイテッドフックは、同じ保管状態であってもオフセットフック単一よりも錆びやすいように感じています…

デコイのスライドウエイトが素晴らしい!

というわけでウェイテッドフックの欠点をどうにかできないもんかねと思いつつ、すっかり興味が離れていたのですが、先日冬~春のスイムベイト系の釣りを見据えて釣具屋さんを色々と物色していたときに出会ったのが【デコイ スライドウエイト】でした。

これ、いいやん!!と電気が走り、いきなり3タイプ購入。笑

どうやらこれ、調べてみると2019年夏に発売したものなので、割と新製品みたいですね…

スライドウェイトは見ての通り、シャンク部分にシンカーをぶら下げて、ゴムストッパーで挟んで固定するという代物です。

この手のシンカーは、過去にもなかったわけではないですが(自分の記憶だと常吉のハマグラビンシンカーが最初…?)、最近の現行品だと似たようなものはなかったように思います…

 

というわけで、早速使ってみたわけです。

懸念していたところは「ゴムストッパーが弱くてシンカーが容易にずれる」ということでしたが、それはほとんど気にならず、重心をこちらの好きに変えられるので非常に良い!

またボトムもしっかり感じられて、ボトムを触れる触れないくらいで泳がせてくるのにも良い感じでした。

あとはまだ実践では試していないけど、こんなのも。

あぁ…ザッさんのブディ的に使えちゃうのよね…

デコイさん、こんなところにアイを作っておくなんて悪いメーカーさんだよ。笑

そしてもちろん使ったあとはシンカーを外して保管できるっていう。

使用後保管時の「錆び」に関する話は真偽はっきりしていないので思い込み・気休めかもしれませんが、こんな感じでスライドウエイト、かなりのメリットを感じています。

たぶん釣れちゃう、釣れちゃうよ…

▲ドライブスティックのウェイテッドリグは川スモに対して抜群に効きますから…

スライドウエイトの注意点

一点だけ注意を書いておくと、このスライドウエイト、自分は使っていてキャスト時に「シンカーとラインの絡み」がときどき発生しました。

これはウェイテッドフックのようにシンカーがつるんとした形状では起きなかったトラブルです。

キャストの仕方やセットしているワームにもよりけりでしょうが、ちょっと気になったので書いておきます。

まとめ

ウェイテッドリグに便利なデコイ「スライドウエイト」の紹介でした。

横の釣り(線の釣り)をワーミングでやる人に対しては、ちょっとオススメしたいアイテムです。

来年、恐らく結構出番があると思うので、また良いセッティングなどあれば記事にしていきたいと思います♪