【ワークマン】洗えるフュージョンダウンライトパンツは洗ってはいけない、その理由。(着用3年詳細レビュー)

秋になるとやたらアクセスが増えるワークマンのダウンパンツ記事

以前に書いた記事から情報のアップデートも兼ねて、改めて記事にすることにしました。

大人気の「洗えるフュージョンダウンライトパンツ」

ということでワークマンネタ。

2020年にリリースされて以来、爆売れしているワークマン「洗えるフュージョンダウン」シリーズのダウンライトパンツ

▲引用元:ワークマンHPより。

フュージョンダウン=化繊綿とダウンの混合ダウンにより、吸湿しても暖かく、更に洗濯にも対応、その上、裏地にはブラックアルミ仕様となっており、保温性をさらに高めている。膝周りはストレッチ素材により動きやすさもあってうんぬんカンヌン…

と、まぁ製品説明し始めれば、いくらでも文字数稼げそうですが、そういうのは以前の記事にまとめているので興味あれば覗いてみてください。

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ワークマンの洗える府フュージョンダウンライトパンツを徹底解説

 

兎にも角にも爆売れしている理由、それはコスパの良さかと思います。

 

履きやすくて実際かなり暖かいにも関わらず、販売価格はなんと1900円ですからね…

ワークマンのフュージョンライトダウンパンツで防寒

このご時世、良品質の使える防寒パンツがこの値段ならそりゃ売れますよね。

洗えるフュージョンダウンライトパンツは洗える?

前置きはこれくらいにしてタイトルにある本題に。

「洗える」を売りにしているフュージョンダウンですが、実際に洗えるのか?洗うとどうなるのか?という話。

 

結論から言うと「極力洗ってはいけません」というのが自分の見解です。

 

理由は2つ。

1つめはまず洗濯ネットに入れようか何しようが、脱水をかけると中綿は寄ってしまうためです。

洗った後のフュージョンダウン
▲実際に洗濯機でガラゴロやられたあとのダウンライトパンツくん。

中綿が偏ることで、当然保温性にはムラができるため、望ましいことではありません。

洗濯機で洗う際には、洗濯ネットを使用する・脱水は掛けずに外干しするなどの対策が必要です。

ちなみに寄ってしまった中綿をモミモミして修復する作業、最初はやっていましたが、かなりキリの無い感じがあって、やるのやめました。汗

 

2つめは百聞は一見にしかずということでコレ👇

このフュージョンダウン、洗濯も含めて酷使し続けると中綿が縮れてダマになっていきます

ダウンだけではこうはならないため、化繊綿を含ませてることの弊害でしょう。

こうなるともうどうにもならないし、パンツを触った感じもダマダマしていて中々に気持ち悪い…汗

中綿が縮れてしまうと保温性も低下する方向でしょうから、やはり「洗える」と謳っていても「極力洗わない」が正解だと感じます。

ワークマン製ダウンパンツの使い方

フュージョンダウンのネガティブポイントをまとめたので、ここからは個人的なワークマン製ダウンパンツの活用方法について。

 

まずこのフュージョンダウンライトパンツ、1着を酷使するなら1シーズン使い切りくらいの感覚で履きます。

※もちろん着用頻度にもよるのですが酷使と言うくらいですから、冬の間は週数回は必ず着用する、というイメージで。

先に掲載したダマダマになった中綿は、自分が1着を約2シーズン酷使したダウンライトパンツから取り出したものなので、まぁ1シーズンの酷使くらいなら快適に使えるはずです。

ちなみに…アウトドアブランドのダウンパンツは1万〜2万が相場。(モンベルで1.5万、ノースフェイスで2万くらい)

それを考えたら、ワークマンの1900円は1シーズン使い切りでも破格です…(もちろんアウトドアブランドの高級ダウンパンツと品質の差はもちろんあるでしょうけど🙏)

 

もう一つ、ダウンパンツの活用方法としておすすめなのは、「汚れるシーンではダウンパンツの上にレインウェアを着用しておく」ということです。

自分の場合、ダウンライトパンツを導入したあと、しばらくはそのままそれをトップにして釣りに行き、カヤックフィッシングで激しく汚して洗濯…ということをしていたのですが、これでは当然劣化がかなり早いです。(反省)

フュージョンライトダウンパンツの撥水性を検証してみる

 

昨シーズンからは汚れるようなシーンでは、ダウンパンツの上にワークマン製のレインパンツ(汚れても何でも良いような安いやつ)を履くようにしたら、洗濯の頻度はもちろん少なくなるし、極寒の釣り場では防寒面でも◎だしで、コレが正解じゃん!ってなりました。

汚れることもある釣り場やキャンプなんかのシーンでは、ダウンパンツはあくまでミドルレイヤーとして活用するのが良いんだなと…

フュージョンダウンライトパンツまとめ

というわけで大人気のワークマン製ダウンパンツ、「洗えるフュージョンダウンライトパンツ」について、愛用し始めてから3シーズン目に入ったので、少し突っ込んだことまで書いてみました。

今ではワークマンを真似して、安いダウンパンツが色々リリースされていますが、コスパや実用性を考えたらワークマン1択で良いかなと思います。

ただし、例年かなり人気のご様子で、もう寒くなる頃には完売してる(またはちょうど良いサイズ・色がなくなってる)店舗ばかり…というのがネックなんですけどね。汗

自分の付近の店舗では10月上旬くらいに入荷されていたようで、運良くちょうどよい色・ちょうど良いサイズが手に入りました。

▲ちょうど履きやすい色のMサイズと巡り合えたのでラッキーでした✌️

そんなわけで、この冬もワークマン様にお世話になりたいと思います🙏!!

ではでは。

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