以前から記事にしておきたいな〜と考えていた、釣り場開拓に活用しているGoogle MAP の使い方についてまとめてみます。
外出自粛に緩和の兆しが見えてきたところに出すような内容か~?と自分でも思うところありますが、自粛の絡みなしでも前々から記事にしようと思っていた内容なのでご容赦を👐汗
リモートでも出来る新規釣り場開拓 ?
こんにちは、1カ月以上一切実釣なし生活ですがルアー作ったりブログ書いたりでまぁなんとか生きてきたみかん🍊です。
今年は牛久沼や将監川といった、これまであまり足を運んだことのないフィールドにトライしている自分なわけなのですが、昨今の情報化社会、ほとんどの釣り人は新規釣り場開拓をする場合、ネットで情報を検索するかと思います。
ただ、今は5年・10年前とは違い、釣りに関する個人ブログや YouTube チャンネル・ネットメディアが乱立しているので、正直信頼できる情報を探すだけでも一苦労です…(ブログ書いている人がこんなこと言うのもなんですが。汗)
さらに言えば信頼できる情報を見つけたところで、それはネット環境があれば誰でも取得できるものなので、有益性はそこまで高くないと思っています(^_^;)
なので、自分は釣り場を新規開拓する際、事前に取得するのは Google MAP から得られる情報くらいにしています。
メジャーフィールドの場合、もちろんプロの実釣動画なんかも参考になりますが、それは自分が実際にフィールドへ足を運んだ後にチェックするようにしています。(自分の場合、初めてのフィールドだからって人の実釣動画で釣り方まで色々とインプットすると、固定観念にまみれてしまうので。汗)
というわけで今回は、自分がGoogle MAP をどのように活用しているかをご紹介してみます。
自宅から釣り場までのルートを検索
まずは超初級編。
いやこれはもう解説いらないレベルの話なのですが。汗
気になる釣り場がある、でも結構遠くて行く気しないんだよな…なんてフィールドも、ルート検索してみると、「あれ?普段通っているフィールドとそんなに距離違わないぞ?」なんてことがあったりします。
自分はまさにそんな感じで、全然眼中になかった牛久沼や将監川ってこれまで頻繁に通っていたフィールドよりもちょっと頑張れば行けるくらいの距離だったんですよね(^_^;)
距離的にはちょっと遠くても、実際行ってみると意外と道は空いていて走りやすかったりして…
気になるフィールドまでのルート検索をしたり、裏道を探したりするだけでも個人的には結構楽しかったりします。笑
航空写真で現場状況を読み解く
続いて中級編。
航空写真モードに切り替えて現場の情報をさらに取得します。
(1)駐車可能場所を見つける
まずはおかっぱりするにもマイボートを出すにも「駐車可能な場所を探す」ということは不可欠です。
ただ、後述するストリートビュー機能は流石に川沿いや沼・湖沿いの情報まで取り込んでいないのであまり使えません。
なので、航空写真が頼みの綱になるわけですが、一番の目印になるのはズバリ「釣り人の車」ですよね(^_^;)
超マイナーフィールドでは中々厳しい手段かもしれませんが、そこそこ釣り人に知られているフィールドであれば大抵は航空写真に車が写り込んでいます。笑
何も手掛かりなしで闇雲に車を走らせるよりも、まずはこのように目星をつけた方が断然効率的です♪
(2)ストラクチャーを見つける
次にバス釣りで実釣に役立つ情報といえば、やはり岸際の変化やストラクチャーの情報です。
水門などのマンメイドストラクチャーはもちろんのこと、水草などちょっとした変化も読み取ることができます。
例えばこの写真は牛久沼の某所にちょこっとだけある浮草です。
これに目を付けて実際に行ってみると、こんな感じ…
このときはまだ3月下旬だったので水草が水面まで顔を出していませんでしたが、周辺の状況も踏まえると明らかな1級ポイントだなぁと感じました。
そして「何?巨ベラ?」っていうくらいのパツンパツンな豚バスさんが悠然と泳いでいるのを目撃するわけですよ…
まぁ別にそれが釣れたわけではないんですけどね?(白目)
あ、付け加えると航空写真は3D機能も合わせて使用すると、わずかながら水辺の変化を立体的に見ることができます。
岸際の変化やオーバーハングのかぶさり具合なんかを少しでも読み取ることができる…かも!?
(3)水中の地形変化を読み取る
最後はちょっとマニアックな話。
Google MAPの航空写真って、よくよく見ると水の色の濃淡もしっかり拾っています。
こちらの写真をご覧ください。
これは某埼玉県の某柴山沼の航空写真です。
わかりやすいように簡単な画像加工をしていますが、見ての通り沼の中で濃淡があることがわかります。
これって水中の地形変化なんですよね…(桟橋よりも上は極端に浅くなっていて、桟橋よりも下側にブレイクがある)
航空写真の撮影時期にもよるのですが、特に冬場の減水期に撮影されたものに関しては、水中の地形変化が結構明確に見て取れる場所もあったりして、非常に参考になります。
これが頭に入っている(またはスマホに画像がスクショされている)のとないのとでは大違いだと思っています。
ストリートビューでさらに詳細を詰める
最後の最後はストリートビューの活用術。
これについては単純に、川沿いや沼・湖沿いで水が見える場所で情報登録されているところを片っ端から見ていきますが、自分がよく釣りするようなフィールドだと特に「橋の上からの景色」は貴重な情報になります。
航空写真では得られる情報に限界がありますが…
橋の上からのストリートビューではこのポイント、岸は矢板が入っていて、思いのほか足場が高いこと・駐車できるスペースはありそうなこと、などが読み取れます。
河川系のフィールドは言うまでもなく橋近辺は1級ポイントになっている場合が往々にしてありますから、こうしてネット上で粗方どんな場所なのかが掴めてしまうというのは本当に恐ろしいことです…(ありがたや)
まとめ
というわけでみかん的なGoogle MAP活用術でした。
もちろん現場に行って足で稼ぐことが最も重要ではあるのですが、Google MAPでインプットしておいた2次情報と現場で得られた1次情報を掛け合わせて、自分なりの答えを探っていくことが新規開拓の近道だと思っています。
非常に信頼できる一次情報の取り方。#必殺ティップスキャン pic.twitter.com/jlOs6jZtO7
— ナナブンノニ:みかん (@mikan_saitama) March 14, 2020
あ、ちなみに出版社さんから販売されているきちっとしたフィールド解説ブックはかなり有益情報満載ですのでオススメします(^_^;)
このあたりの本は買っておいて損はないなと…何より魚探なしマンからすると各所の水深に関する情報が超ありがたい!!

そんなわけでシミュレーションだけはもう万全…釣りに行ける日が待ち遠しい今日この頃なのでしたーっ!
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