少し前から使い始めている偏光グラス、ストームライダー(メガネの愛眼)についてのレビューです。
釣り用偏光グラスといえばサイトマスターやゼクーが有名どころかと思いますが…今回レビューするストームライダーもかなりオススメだと感じているので、気になる方は最後までお付き合いください👌
ストームライダー(偏光グラス)を購入
というわけで、【メガネ屋がチューンしたハイパフォーマンス偏光グラス!】と謳っている「メガネの愛眼」のストームライダーについてレビューします。
これまで偏光グラスに関しては、サイトマスターとゼクーの2本を併用していたのですが、何故かゼクーのVERO2ndを紛失…(しかもレンズ交換したやつ。泣
困ったなぁ…と思っていたところに、ツイッターのフォロワーさんからオススメされたのがメガネの愛眼さんが販売されている「ストームライダー」でした。

ストームライダーの存在は、以前にブログ友達のカケヅカさんが導入されていたこともあって知っていましたが…
調べてみると、そのお値段の手頃さに驚き。汗
サイトマスターやゼクーの偏光グラス2本買えるやん…くらいの価格設定なので、品質的にどうなの?ありなの?と当初は若干心配でしたが…
釣り場での紛失や破損等のリスクを踏まえると、これは試してみる価値はあるのでは…と思い立ちまして、購入に至りました!

ちなみにカケヅカさんは度入りレンズをオーダーメイド製作されていますが、自分の場合は裸眼で視力が2.0であるため、普通の度なし偏光グラスになります🤟(視力が良いことだけが取り柄っす)
サイトマスターやゼクーとの違い
ストームライダーは、何故サイトマスターやゼクーよりも安価なのか?
ブランド力などももちろんあると思いますが、1番の違い(売り)はレンズですかね。
サイトマスターはティムコの偏光グラスブランドで、タレックス製ガラスレンズを採用しているのが最大の売りです。
また、ゼクー(ジールオプティクス)は1996年に設立したアイウェアメーカーで、タレックス製プラスチックレンズ(CR39)を採用しているのが最大の売りです。
一方でストームライダーはプラスチックレンズを採用していて、材質はポリカーボネートになります。
ポリカーボネートは一般的なプラスチックレンズ素材として、安価なものから中価格帯の偏光グラスで広く使われているものです。
細かな部分はさておき、ブランド力やレンズ素材などの違いが、価格の差になっていると考えて良いかと思います。
ポリカーボネートレンズは歪むの?
ここまで読むと…
- ガラスレンズ=一番高価で最高の偏光レンズ
- CR39レンズ=軽さ重視の高価な偏光レンズ
- ポリカーボネートレンズ=安価なものから中価格帯で使われる偏光レンズ(性能は上記2つに劣る)
といったイメージを強く持ってしまうかもしれません。
というか、偏光レンズのことを色々ネットで調べていた私自身、まさにこんな感じのイメージを持っていました。汗
CR39やガラスレンズ推しのメーカーさんでは、よく対比の写真を載せて「ほら、ポリカーボネートだとこんなに歪む!!」と説明しているからです…
しかしはっきり言って、ストームライダーを掛けていて「歪んで気持ち悪い」とかいう感覚は全くないんですよ。
そこでこの疑問をメガネのプロにぶつけてみました。
SNSで以前から相互フォローさせていただいている「メガネバス」さんです。
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たしかにガラスは歪みが生じにくいですし、CR39はプラスチックレンズとしては昔から多用されていて万能な材質ですが、ポリカーボネートは非常に割れにくいので、安全性でいえば一番の材質なんです。
…なるほど色々納得…
いうわけで、「このレンズ材質だからこう」というのは大分安直な考えということがよくわかりました…
メガネバスさんありがとうございます!!
ストームライダーで実釣してみて
さて、前置きが長くなりましたが、ここいらで一旦実釣で使用したお話をしておきます。
使ってみた感想としては、まず軽い!次に視界クリア!そして普通に快適!…という感じです!!(語彙力)
…いや、正直言って偏光グラスのインプレってめっちゃ難しいんですよ…
だってその人の視力とかにもよるし、その日の光量、水質とかにもよるし…(ブツブツ
ですが、一応これまでここ7〜8年で、サイトマスターのガラスレンズもゼクーのCR39レンズも、さらにはゼクーのフレームにタレックスガラスレンズを入れたものも使ってきたわけですよ…
でもストームライダーに特に不満を感じなかったんですよね…むしろ軽いってやっぱり正義で、耳も鼻も痛くならないし楽ちん。(※ちなみに自分が使用しているサイトマスターは43g、一方ストームライダーSR-014Pは27gでした)
もしも一つ無理やり難癖をつけるとすれば、マロンブラウンのレンズカラーは光量が少ない日にシェードの中に入って釣りするとちょっと流石に暗いな…ということ。
まぁこれって、自分がテンダーブラウン(より明るいブラウン)とマロンブラウン(やや暗いブラウン)とを勘違いしてて買ってしまったというのが原因なんですけどね。(オイッ爆

オススメのレンズカラーを聞いてみた
偏光グラスを購入するときに迷うポイントとしては、やはりレンズカラーをどうするかという部分が大きいと思います。
個人的には朝まずめだけ釣りすることが多いため、明るい系のレンズ(タレックスで言うところのラスターオレンジやイーズグリーン)が好みなのですが、ここのところはメガネのプロに再び伺ってみました。
さん
眩しさに強い人であれば、薄いカラーであるオリーブグリーン(視認性)・テンダーグレー(適度な遮光性)辺りが使いやすいと思います。
眩しさに弱い人であれば、G-15A(視認性)とスレートグレー(遮光性)、もしくはテンダーグレー(適度な遮光性)とマロンブラウン(遮光性と視認性)。
琵琶湖みたいなオープンウォーターだとまた違って、クリムゾンピンク(水草への視認性)やテンダーブラウンが候補に上がってきます。
実際何人も販売時に相談受けましたが個人差あって正解は無いので今までの偏光で困ってる事などを聞いて問診しながら決めています。
…なるほ…ど。(予想以上のプロな回答に焦り)
というわけで、やはり目の感覚というのは個人差が大きいので、お店でプロに相談するのが一番に感じました!(お店に出向く時間が作れなくて、ネットでポチッたことに反省している人)
総合的に、やはりストームライダーはちゃんとモノとしての信頼も置ける上に、バックにメガネのプロが付いてくれているのを鑑みると、コストパフォーマンスはかなり高いように感じますね…👌
レビューまとめ
というわけで、メガネ屋さんの偏光グラス「ストームライダー」について、メガネバスさんへのインタビュー内容も盛り込んでまとめてみました。
メガネバスさん今回は本当にありがとうございました…!!(他にも色々有益情報をご教示いただいたのですが、あまりに記事が長くなってしまうため、一部カットしています…それはまたどこかで🙏汗)
フィッシング用の偏光グラスというと、やはりサイトマスターとゼクーが二強というイメージでしょうが、そこまでは中々手が届かないという人や、複数のレンズカラーを使い分けたいという人には、ストームライダーという選択肢は全然「あり」じゃないかなと思います。

メガネバスさんも仰っていましたが、ストームライダーの優秀なところは「コストパフォーマンスの高さ!」とのことですが、使ってみるとそれを体感できるんじゃないかなと👌
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