禁断の?チャイニークラッシュ(ジョイクラ)を試し買いして塗ってみた。正規品との見分け方、品質の差など。

なんとなく触れてはいけない?でも、もう完全にフリマアプリとかで出回りまくってるもんなぁ…と思って取り上げることにしてみたDRT「タイニークラッシュ」のコピールアー。

フリマアプリなんかでは「タイニークラッシュ風ジョイントベイト」とか「ジョイクラ」とかいう名前で販売されていますが、バス釣り界隈では「チャイニークラッシュ」と揶揄されているので、もはやチャイニークラッシュという名称がアングラー間の共通認識かもしれません。笑

自分は少し前に試しに、塗装して遊ぶことを目的に、無塗装品をアリエクスプレスで注文をしてみたので、実際に届いたものを紹介します。

※なお、この記事は別にコピールアーを肯定するものではなく「コピールアーの実際のところ」をレポートしているだけですので、ご理解ください。

チャイニークラッシュ品質チェック

というわけで早速ですが、こちらがアリエクスプレスで購入した無塗装チャイニークラッシュ。

タイニークラッシュのコピールアーをインプレ
▲アリエクスプレスで無塗装品を3個3,393円で購入したよ。(送料込み)
▲アリエクスプレスでは「関節式ボディ釣り餌」なんて検索をかけると出てきます。笑

まず付属品に関してですが、無塗装品の付属品は…

  1. 標準テール(いわゆるドルフィンテール)3つ
  2. 標準リップ3つ
  3. アイシール8枚

…という感じです。

リップに関しては、もっとバリが酷かったり、ヤスリをかけないと本体にうまく差し込めなかったりという感じかと思っていたのですが、意外とちゃんとしています。

差し込むとパチッとハマり、引き抜けば破損せずにちゃんと外れます。

▲おいおいそんなの当たり前だろ…と思ったそこの貴方、アリエク製品ではそれが普通じゃないのです。笑

テールに関しては、材質が本家よりもやや硬い感じかな?

カラーはなんとも言えない黄ばんだクリアーみたいな感じで絶妙(謎)、そしてよく見ると…

なんか汚いカスみたいなのが中に配合されていて(これ表面に付着している汚れではない)、アングラーのテンションを下げてきます。苦笑

まぁ実使用面では特に不具合があるわけじゃないんですけどね。

▲ちなみにテールの差し込み口は正規品との互換性はあるので、正規のVテールとかも普通に取り付けられました。

ボディの全体感に関しては、バリが酷いとかいうレベルではないのですが、まぁ自分でペイントするなら、接着面(お腹と背中)の局面を少しヤスリで整えるかなぁという印象。

いずれにしても、セルフペイントをやるなら、足付けとしてボディ全面を極細目のサンドペーパーで整えてからが良いかとは思いますけどね。

最後にアイ(エイト環)周りに関しては、微妙に斜めっていたり、センターが狂っていたりというのは見受けられます。笑

チャイニークラッシュの品質チェック

まぁこれも極端な不良という感じのはないので、適当にペンチで整えてあげればよいかと思います。

…というわけで、まぁ簡単にいうと「アリエククオリティ」というのは間違いないです、でも極端な不良とかは特に見受けれらないよ、という感じでした。

※もちろんもっとハズレを引く可能性もなくはないと思いますがね。

正規品との見分け方

一応正規品との見分け方というか、違いについて書いておきます。

タイニークラッシュの偽物と見分け方
△画像はGoogle画像検索より拝借

まず、正規品だと頬に「D.R.T」の刻印があるのに対し、チャイニークラッシュはもちろんありません。

それとペイント品の話で言えば、ペイント自体のクオリティが低いということに加えて、本来背中に入っているネームも勿論なし

あとはアイシールが絶妙に安っぽい感じですよね…正規品は黒目の割合がもう少し大きい気がしますし、なんかこう…

微妙に安っぽい感じですよね。(語彙力)

チャイニークラッシュ塗ってみた

チャイニークラッシュの品質面をチェックが済んだので、無塗装品を塗ってみました。

エアブラシでシュシュシュのシューと塗ってあげればハイ出来上がり。

イメージは「長○川ピンク」ですね…背中には蛍光ピンク、お腹はパール色、お顔と側面にはサファイヤブルー色をふけば艶っぽさが出るかと思います。

仕上げに細かいところに色をのせてあげれて、2液ウレタンクリアでコートしてあげれば完成です👍

残りの二つは、どチャート系の色と、クローム系の色でも塗ろうかな~とか思っています。

一つ1,000円くらいかと思えば、まぁ適当に良いペイント練習台になってくれますね。笑

※無論、塗ったものを販売するなんてバカなことはしませんよ、自分で使う用です。

チャイニークラッシュ使ってみた

さて、最後にチャイニークラッシュの実使用に関して触れておきますが、先日試しにフィールドで投入してみました。

正規品のタイニークラッシュに関しては、所有していませんので、比較してどうこうが出来ないのが申し訳ないところですが…

個人的には、「ちゃんとタイニークラッシュ感ある」という感じでした。

トゥイッチ時のクイックな首振りはイケてる感じでしたし、なんかインスタ動画とかでよくアップされてる「チョン、チョン、チョン、チョン…グワッ(もんどりうってバイト)」みたいな脳内イメージがちゃんとできました。

まぁ釣れませんでしたけどね?

いうても60g超えのビッグベイトですからね?

まずカヤックでキャストするのも一苦労だし、へたくそで着水音でかいし…

でもまぁいつか釣れるかも?という予感はしました。

あと一つ大事なことを言っておくと、これラトル音します。

…はい、ラトル音するんです。

タイニークラッシュの偽物はラトルイン

ラトルが入っているというのではなく「ウエイトルームが広くて、ウエイトが揺れてラトル音が出ている」というのが正解かと思います。

これに関しては状況によって向き不向きがあるかと思いますが、割と低音の「ゴロ、ゴロ」という音なので、これがプラスに働くこともあるのかなーなんて思ったりもします。

※実際のラトル音がこちら👇

あとはどうしてもラトル音をさせたくないなら、ウエイトルームの部分に穴開けして、エポキシ樹脂でも流し込むかなぁ…なんて考えたりしています。(もしかしたら実際に試してみるかもです)

まとめ

というわけでタイニークラッシュのコピー製品、チャイニークラッシュ(ジョイクラ)について取り上げてみました。

当たり前なのですが、正規品が普通に手に入るなら、定価5,000円ちょっとですから、当然正規品を買うのが良いと思います。

アリエクスプレスでペイント済み品が 1500円くらいで買えるとしても…です。

でもまぁ今の生産数・人気度合いで考えたら、普通に手に入るのは5年後?10年後?とかでしょうからね。(関西圏ならまだしも、関東圏じゃもっと手に入らないっす…)

その辺を考えると、う〜ん…って思う部分もあります。

そんなわけで歯切れが悪い締めくくり方ですがチャイニークラッシユの実物についてのレビューでした!

ちなみにレイドジャパンのダッジのコピー製品も購入したことあるので、そっちのレビューが気になる方は、以下のツイートを覗いてみてください👇

関連記事

いやー待たせたねー。 2021年夏!みんな待ちに待った「マイクロダッジ」🤟 ついに手元に届いたぞ…てなわけで、早速バチっとインプレしていきたいと思うんで、是非みんなチェック、よろしく🤟 マイクロ[…]

マイクロダッジを実釣インプレ