【カルカッタコンクエストのカスタム】ついにきた!至高のパーツ「KDW オフセットクラッチ」が間もなくリリースだぞ

14カルカッタコンクエスト 100/101 並びに 15カルカッタコンクエスト HG100/101に適合するカスタムクラッチがついにくる!!

そしてさらに、17カルカッタコンクエスト BFS HG専用モデルもいよいよ…

ナナブンノニが推すKDW製カスタムクラッチの新作についてご紹介します。

カルコン専用カスタムクラッチがついに!

はい、ということでツイッター界隈では皆さんもう周知の事実かと思いますが、ようやくカケツカデザインワークスさんが現行のカルカッタコンクエスト用力スタムクラッチの開発に着手しています。

ほんとようやくです…「今開発しているカスタムパーツ終わったら、カルコン用のカスタムクラッチ作りますよね?ね??ね???」と社長を何度問い詰めたか…

というのはホントの話かどうかはアレとして、14カルカッタコンクエスト100、15カルカッタコンクエスト100HG、17カルカッタコンクエストBFS HGを発売以降愛用してきた身としては、待ちわびておりましたよ。

そしてそんな厚かましい私なのですが、カケヅカさんのご厚意でプロト段階からこれらのクラッチを使わせてもらっております。

カルカッタコンクエスト用の新しいカスタムパーツが登場!

カルカッタコンクエスト用のオフセットクラッチを装着する

なんか私なんぞがすみません…という気持ちもありつつ、カルコン愛と酷使度合いは中々のものと自負しているところはあるので、右ハンドルユーザーとしてフィッティングや使用上の問題がないかよくよく確認をさせていただきました。(カケヅカさんは左ハンドルユーザーなので)

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実は以前にもあったカルカッタコンクエスト用クラッチ

待ちに待ったカルコン用クラッチ!!ではあるのですが、実は KDW製のオフセットカスタムクラッチは以前にもリリースされていました。

自分がカスタムクラッチに興味を持った頃には、もう欠品状態…

しかしこれまたカケヅカさんのご厚意で、今でいうところの旧タイプオフセットクラッチをレンタルさせてもらっていました。

カルカッタコンクエスト用の旧タイプオフセットクラッチの使用感
▲レンタルさせてもらってどれくらい経ったかな…あ、2年くらい?え?「借りパク」だって??

これに関しても純正クラッチと比較すると、切ったときの心地よさ・サミングのしやすさ等々、使用感はもちろん遥かに向上します。

しかし16メタニウム MGL用オフセットクラッチや 18 バンタムMGL用オフセットクラッチの使用感と比べると…

若干のもの足りなさというか、どんぴしゃ感はありませんでした。(偉そうにすみません)

しかし今回のニューモデルは、かなりのどんぴしゃ感があります…

表現が難しいのですが、18バンタムMGLにオフセットクラッチを装着して使ったときの感覚と近いものがあるのです。

バンタムMGL用のオフセットクラッチの使用感

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単純なようで難解?なカルカッタコンクエスト用クラッチ

クラッチって純正パーツで見ると、カルカッタコンクエストシリーズって、SVS タイプの100/101&200/201、加えてDCタイプ 100/101&200/201、さらには FTB タイプのBFSとではスプール径がどれも異なるわけですが、クラッチの形状が同じなんですよね…

モデル名 スプール径 糸巻き量
14カルカッタコンクエスト100/101 36mm 16LB-80m
15カルカッタコンクエスト200/201 40mm 16LB-130m
19カルカッタコンクエストDC 100/101 33mm 16LB-80m
20カルカッタコンクエストDC 200/201 38mm 16LB-120m
17カルカッタコンクエストBFS HG 32mm 8LB-45m

カルカッタコンクエストBFSのクラッチレバーは切りにくい

それゆえ当然ながら、KDW 製オフセットクラッチも100/101用のクラッチを、BFSに装着することも可能です。

17カルカッタコンクエストBFS用のオフセットクラッチはいつ発売?
▲実際、自分は BFS専用オフセットクラッチ(プロト品)が届くまでは100/101用クラッチを装着して使用していました。

しかしスプール径の違いにより、使用感はかなり変わってきます…

100/101 用クラッチを BFS に装着してもあまり良いフィーリングは得られません。(ちなみに逆の場合はスプールとクラッチが干渉するので装着できません。汗)

そんなわけで、モデルごとに専用クラッチを設計しているKDWさん…

SVSの100/101、BFSに加え、今後はDC100/101用も設計する予定のようですから、いやはやありがたいというか素晴らしいというか…

プロトであった不具合は解消済み!

余談にはなりますが、このオフセットクラッチについてはKDWさんからプロトモデルを何度も繰り返し送っていただいておりまして、気が付けばこんな状態となっておりました。汗

カルカッタコンクエスト用のプロトクラッチが山積み

なんて贅沢な…と思われそうですが、テストモデルに関しては不具合がありました。

プロトモデルであった不具合

カケヅカさん本人もツイッターですでに発信されていましたが、クラッチレバーの足部分にラインが絡まり、バックラッシュを引き起こすというものです。

ラインが浮かないようにキャストしていれば発生することではないと思われますが、自分もちょっと気を抜いたときに発生したのでこのままでは流石に危険…

カルカッタコンクエスト用のカスタムクラッチレバー最終プロトが完成!

ということで、足部分が絶対にライン絡みが起きない形状に改良!

プロトのデザインも確かに良かったのですが、いや最終デザインのこれもめちゃくちゃいいですよ…

カルコンにはやはり剛性堅実感のある形状がマッチします!!

カルカッタコンクエスト用オフセットクラッチの使用感

14カルカッタコンクエスト100/101用カスタムクラッチレバー

17カルカッタコンクエストBFS用カスタムクラッチレバー

クラッチの使用感についてですが、こればっかりはオフセットクラッチを使ってみてもらわないと中々伝わらないと思います….

クラッチがスプール径に合わせて設計されているので距離感が絶妙で、アールがかったクラッチ面はクラッチを切る際にとても心地よし。

17カルカッタコンクエストBFS用のクラッチについて解説
▲見てわかるようにクラッチレバーの指置き面がスプールにぐっと近づけられています。(画像はBFS用プロトモデル)

クラッチがスプールと近いのでラインをリリースする前はスプールをしっかり抑えられ、その後のリミングは微調整がとても利かせやすくなります。

言葉ではこれくらいにしか書けませんが、とにかく一度使うともう純正クラッチに戻ることは考えられません…汗

 

ちなみにクラッチの交換は近年のシマノ製リールはとても簡単。スプールを外してクラッチを固定しているビスを取り、付け替えるだけです。

17カルカッタコンクエストBFSをカスタムする

ビスは2本止め仕様となっており、ネジ緩み防止剤塗布済みの専用ビスが付属しているので、酷使し続ける人でも安心して使えます。

さいごに

待ちに待ったKDWカルカッタコンクエスト用オフセットクラッチのご紹介でした。

14カルカッタコンクエスト 100/101、15カルカッタコンクエスト 100/101HG用に関しては7月中にはリリースできそうな予定(?)みたいです。

自分が現在使用させていただいているのはアルミ無垢なものでして、これもこれで味があって好き…ですが、製品版のアルマイト処理されたものも力ッケー仕上がりになってくること間違いなし!

リリースまで間もなくです、愛機のカルコンしっかり磨いて待ちましょう♪笑

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