【シマノ】21カルカッタコンクエストの必要性を考える。現行モデルとの使い分けは?

釣りフェスティバル2021のスタートと同時に、これまで一切漏れることなく隠されてきたシマノ2021年新作モデルも公開されました。

驚いたのは丸型のフラッグシップ機『カルカッタコンクエスト』のモデルチェンジが発表されたこと!

カルカッタコンクエストには強い思い入れがあるので、新モデルの特徴からその必要性について考えてみました。

21カルカッタコンクエストが登場!

というわけで、2021年、すでに多くの方がご存知のとおり、カルカッタコンクエストがまさかの新モデルにリニューアルされます!!

カルカッタコンクエストの新モデルが発表された!

現行モデルのカルカッタコンクエストが登場したのは2014年ですが、その前は2001年…

01モデルから14モデルまでは13年もの間モデルチェンジはされなかった上に、昨年には20カルカッタコンクエストDC100/101も登場していますから、正直意外なところが出てきたな…という感じでした。(アルデバランのフルモデルチェンジは2022年か…)

とはいえ、14カルカッタコンクエストに関しては、正直現行のシマノ製ベイトリールと比較すると、劣る点もいくつかあるなという印象は強く、道具好きの方たちはそれを指摘していたかと思います。

旧型カルカッタコンクエストのブレーキシステムは旧SVSインフィニティ
▲旧型カルカッタコンクエストは非MGLスプール+旧型SVSインフィニティという組み合わせ。ここ1〜2年でリリースされたモデルと比較すると、キャスト性能は正直高くないです。

なので、自分含めて、丸型リールを愛する人たちには朗報ですね。

カルカッタコンクエスト新旧スペック比較

といっても、14カルカッタコンクエスト(15カルカッタコンクエストHG)と比較すると、発表された21カルカッタコンクエストは見た目のリニューアル感はかなり薄いものの、スペックとしては大幅に変更がされています。

カルカッタコンクエストについて、旧モデルと新モデルの100/101と、旧モデルと新モデルの200/201のスペックを対比させると以下のとおりになります。

カルカッタコンクエストの新モデルと旧モデルの比較
▲画像は黒田プロのブログ、「黒田健史のいろはにほへと」よりお借りしています。

カルカッタコンクエスト100/101のスペック新旧比較

14カルカッタコンクエスト100/101 21カルカッタコンクエスト100/101
ギア比 5.2、6.8 5.6、7.4
スプールサイズ Φ36mm、幅21mm Φ33mm、幅19mm
糸巻量 16LB-80m 16LB-80m
最大巻上長 ノーマルギア59cm、77cm ノーマルギア58cm、ハイギア77cm
ハンドル長 ノーマルギア38mm、ハイギア42mm 42mm
ベアリング数 12 13
自重 ノーマルギア215g、ハイギア220g 220g

カルカッタコンクエスト200/201のスペック新旧比較

14カルカッタコンクエスト200/201 21カルカッタコンクエスト200/201
ギア比 4.8、6.2 4.8、6.5
スプールサイズ Φ40mm、幅22mm Φ38mm、幅21mm
糸巻量 16LB-130m 16LB-120m
最大巻上長 ノーマルギア60cm、78cm ノーマルギア57cm、ハイギア78cm
ハンドル長 42mm 42mm
ベアリング数 12 13
自重 ノーマルギア240g、ハイギア265g ノーマルギア235g、ハイギア240g

もっとも大きな変更点は、やはりスプール径ですね。

100/101モデルは36mmから33mmに、200/201モデルは40mmから38mmにと、どちらも小口径化されています。

黒田健史プロのブログでは「新型のカルカッタコンクエスト100/101はカルカッタコンクエスト70くらいな感じ」と表現されているとおり、まさに01カルカッタコンクエスト50/51と14カルカッタコンクエスト100/101の間にくるようなスペックとなっています。

カルカッタコンクエスト100と50
▲カスタムしすぎて見た目が色々おかしいかと思いますが…左が01カルカッタコンクエスト50(スプール径は30mm)、右は14カルカッタコンクエスト100。

一方、200/201に関しては糸巻量はそこまで落とさずに、一般的なアングラーでも扱いやすいようなスプール径と自重に変更されています。

バス釣り視点で考えると、14カルカッタコンクエスト200/201はだいぶストロングな釣りをする人や、手が大きく腕力もある程度ある人が使うイメージが強かったのですが、旧モデルでいうところの「150くらいの感じになっている」と言えます。

メモ:DC機も含めると話がややこしくなってきますが、19カルカッタコンクエストDC200/201がスプール径38mm、20カルカッタコンクエストDC100/101がスプール径33mmなので、スプール径に関してだとこことは完全に被っています。

新モデルと旧モデルはかぶらない

新旧モデルの同じ番手を比較して色々書きましたが、簡単にいうと…

14カルカッタコンクエスト100/101と21カルカッタコンクエスト100/101は別物です。

14カルカッタコンクエスト200/201と21カルカッタコンクエスト200/201も別物です。

というか、むしろスペックが近くて使い分けが悩ましく感じるのは旧100/101と新200/201だと思っています。

なので、旧100/101を所有しているから新100/101は不要だな…というのは違うかな?と感じます。

じゃあ新100/101と現行モデルで被ってくるところは…というと、17カルカッタコンクエストBFS HGや19アンタレス、20メタニウムあたりだと思っています。

カルカッタコンクエストBFSと21カルカッタコンクエスト100/101

17カルカッタコンクエストBFS HGはFTBブレーキ(マグネットブレーキシステム)にΦ32mmスプールで糸巻量8LB-45mと、スペック面ではカルカッタコンクエスト100/101とはだいぶ異なるように見えますが、これまでのシマノ現行丸形リールで言えば、これをPEラインシステムで使用するか、アベイル製の深溝スプールを入れて使用するかのどちらかがライトプラッキングにはベストだったと感じます。(実際マキモノ好きなアングラーさんでBFS深溝化を愛用している方は結構見かけます)

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またナロー化されたMGLスプールⅢが組み込まれた20メタニウムや19アンタレスは、Φ34mmのバーサタイル向けスプールにも関わらず、かなり軽いルアーもトラブルなく投げられるため、こちらもライトプラッキングにも普通に使えるリールです。

20メタニウムでライトプラッキングはできるのか?

というわけで、17カルコンBFSも20メタニウムも愛用している自分としては、使い分けが色々と悩ましくなるなぁというのが正直なところです…笑

カルカッタコンクエスト100の使用用途

さらなるボディのコンパクト化は歓迎

21カルカッタコンクエストの話に戻ると、01コンクエストから14コンクエストのモデルチェンジでSコンパクトボディ化によってパーミング性は劇的に向上しましたが、今回のモデルチェンジでさらなるコンパクト化がされています。

カルカッタコンクエストのボディがさらにコンパクト化
▲画像は「黒田健史のいろはにほへと」より拝借。具体的な数値としては100/101は高さ2.5mm、幅2.1mmのコンパクト化、200/201は高さ1.8mm、幅1.6mmのコンパクト化がされているとのこと。

近年コンパクト化が進むベイトリールですが、「そんなにボディをちっちゃくしなくてもいいよ(呆れ気味)」という声もあるかと思います。

ですが、個人的にここは歓迎です。

14カルカッタコンクエスト100/101やBFSのボディが「デカくて持ちにくい」とまでは思いませんが、ロープロリールと併用したときの違和感は正直結構あります。

20メタニウムや18バンタムMGLなどのロープロリールからカルコンに持ち替えたとき、少しでも違和感なく快適に使えるのは嬉しいことです。

カルカッタコンクエストとメタニウムの比較
▲左が20メタニウム、右が17カルカッタコンクエストBFS HG。高さは結構違います。

新型カルコン、結局は「買い」です

あれこれ書いてみました、結局は新型カルカッタコンクエスト、買うの?買わないの?って…

そりゃ買いますよ、だってカルコンかっこいいもん。

21カルカッタコンクエストの魅力
▲シマノ公式チャンネルより田辺プロの言葉

100に関してはギア比をどちらにしようか迷い中です…

200に関しては、正直14カルカッタコンクエスト100を所有していることを考えるとちょっと悩ましいところですが…1oz超えの羽根モノとかやるときにやっぱり新型200は使ってみたいよなぁ…と。

まぁリリースが100、100HGが2021年3月、200、200HGが2021年4月ということなので、まずは100を入手してから200のことを考えたいと思います。

まとめ

最後に一応まとめておくと…

  • 14カルカッタコンクエスト100/101を愛用中の方は安心してください、新型の100/101は別物です。
  • 小型~中型のハードベイトを太糸で扱いたい方はドンピシャすぎるスペックだと思います、買いましょう。
  • 20カルカッタコンクエストDC100/101を愛用中の方は21カルカッタコンクエスト100/101を買う必要はかなり低い思います。(パーミング性やDCブレーキによっぽど不満があれば別ですが。)

というわけで、とにかく発売が待ち遠しいですね!

その他細かい話、例えばベアリングが12個から13個に増えている理由などは黒田プロの動画をチェックしてくださいね👇

画像をお借りした黒田プロのブログ記事はコチラ👇

黒田健史の「いろはにほへと」

毎年お約束の新製品紹介ブログです。 昨年同様、YouTubeチャンネルでも詳しく語らせて頂いておりますので、宜……

田辺プロの21カルカッタコンクエスト紹介動画はコチラ👇(こんなん見たら欲しくないわけない。笑)

自分のカルコン関連のインプレ・カスタム記事はコチラ👇

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