カルカッタコンクエストBFSを深溝スプール&90mmハンドル化-目指せ最強ライトプラッキング機-

カルカッタコンクエストBFS最大の弱点「ラインクアパシティ」・・・これを解決すればおかっぱりでも使える最強ライトプラッキング機になる…かも!?

ということで、アベイル マイクロキャストスプール【17CNQ29R】を搭載させたカルコンBFSをインプレッションします!

カルコンBFSに深溝スプールをオン

以前インプレ記事に書いたように、カルカッタコンクエストBFS HGに対して、実使用面で一番不満だった点はスプール径、つまり糸巻き量でした。

カルカッタコンクエストBFSとツララロッド

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純正スプールはアルデバランBFSなど、他のベイトフィネス機と同様の「8lb-45m巻き」というスペックですが、私の中でカルコンBFSに活躍を求めているシーンは「ライトプラグを手返し良くキャスト&リトリーブする釣り」でした。

そうなると、8lbでは不十分であり、10lbないし12lbを使いたい…

しかしそこまでラインが太くなると、もはやオカッパリでは糸巻き量不十分過ぎてで使い物にならないレベルに…

 

前置きが長くなりましたが、じゃあもう仕方ない、深溝スプールをオンするしかない!

というわけで、アベイル Microcast Spool 17CNQ29R(ガンメタ)をオン!

カルカッタコンクエストBFS用の深溝スプール

深溝スプールを入れたカルカッタコンクエストBFSHG

か、かっこいい…(自己満)

これでラインキャパが最大でフロロ12lb-45mとなりました。

取り付け方は超簡単で、純正スプール取り出して入れ替えるだけです。

▲マイクロキャストスプールにはちゃんとベアリングを入れてくれてるので、ベアリングリムーバーで純正から取り外す必要もありません。

一応、気になる純正スプールと重量を比較した結果はコチラ。

その差は「-3 g」・・・

もちろん実使用ではラインの重量がのっかってくるのでこの重量差がそのままスプールのレスポンスに反映させる訳ではありませんが、見た的に純正スプールは肉抜きだらけにしているのに、それでもアベイルスプールの方が軽量化されていることには結構びっくりでした。

ちなみにアベイルさんからは純正よりも深溝の17CNQ29(溝深さ2.9mm)と、純正よりも浅溝の17CNQ19(溝深さ1.9mm)が発売されています。

自分が入手したのはガンメタカラーでしたが、やはり人気色はカルコンシルバーを活かせるブラックとガンメタのようで、入荷してもこの2カラーはまず最初に品切れしてしまいます。

この色を狙っている方については早めに手を打っておくことを薦めます(^_^;)

※他のカラーはしばらく売れ残ってるので大丈夫です。笑

ハンドル長を84mmから90mmに

さらにライトプラッキング機として快適さを求めるため、ハンドルも交換しました。

こちらも同じくアベイルさんのカスタムパーツで、オフセットハンドルSTi2-90mm(ガンメタ)になります。

純正ハンドルは84mmなので、6mmのロングハンドル化です。あと、プレートの厚みが増して見た目のガッチリ感がアップしましたね。

カルコンBFSはギア比6.8のハイギア仕様ですので、ハンドル長84mmだと巻きのトルクはそこまで強くありません。

このあたりは好みで分かれてくる話ですが、自分は巻き抵抗が強めのルアーもヌメヌメ巻きたい人なので、90mm化しました。

ちなみにノブに関しては純正品をそのまま利用。

EVAノブへの変更も考えていましたが、純正ノブの華奢さが、これはこれでライトプラグには悪くないかな?と\( ‘ω’)/

カルコンBFS+深溝スプールで実釣

さぁさぁ早速完成したリールで実釣やぞ♪

12lb-45m巻いて中型クランク~シャッドを巻きまくってみました…

んん…気持ちいい…最高!!!!(*´Д`)

…と、一言で済ませたいところだったけれど、真面目な話をしますと…

確かに巻き抵抗のある中~小型クランクについてはとても気持ちよく巻けます、これは間違いない。(ラインの太さとハンドル長の変更によるメリット)

しかしその代償として、BFSとしての用途からは遠ざかりますね…軽いシャッド、ライトリグ等の使用がだいぶ厳しくなります(ラインも太くなっているし当たり前ですが)。

具体的に言えばソウルシャッド58(5.5g)は厳しい…でもイヴォークシャッド(7.8g)は気持ちよく投げれる…的な。

また、純正スプールと比較して、若干「スプールの鳴り」(キャスト時のスプール回転音)が大きくなっていると感じるのは自分だけか…な?勘違いだったらすみません(^_^;)

※使っている方みていたら是非ご意見ください。

気になる点を一応書いてはおきましたが、メーカーが組み上げた万人受けする仕様を崩して、特定の範囲にだけ焦点を当てるためのリールカスタムなので、こんなものは当然といえば当然なのですが…

というわけで、兎にも角にもこのカスタム、ライトプラッキング好きにはオススメします!

リールはいじってナンボ!釣りは課金してナンボだぞ!(悪魔の囁き)

カルカッタコンクエストBFSカスタムまとめ

カルカッタコンクエストBFSのカスタムについての紹介でした。

今回のカスタム内容はスプールの入れ替えとハンドルの交換だけですので、作業としてはかなり簡単です。

カスタム初心者の方でも出来るので、カルコンBFSに不満を抱えている方、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?