どうなのコレ!?DRTバリアルにそっくりなハンドルノブ、ゴメクサス「Touch」インプレ

あの大人気ハンドルノブにそっくりなゴメクサスの新作アイテム「Touch」を入手しましたので詳細をレビューします。

ゴメクサス「Touch」というハンドルノブ

はい、ということで禁断の(?)レビューです…

もうタイトルにハッキリ書いてしまっているとおり、今回紹介するゴメクサスの新作ハンドルノブ「Touch」 ですが、完全にDRT(ディビジョンレーベルタックル)のバリアルを連想させるハンドルノブです。

ゴメクサス公式Twitterアカウントで紹介されると、その見た目からタイムラインはちょっと騒ついたような感じを受けました。笑

外観やスペック、価格については以下の通りです。

DRTバリアルハンドルノブにそっくりなゴメクサスのハンドルノブ

大きさ 幅49mm、直径27mm
重さ 約15g(ハンドルノブ+ノブシャフト+ノブキャップ)
数量 ハンドルノブ×1、ベアリング×2、調整ワッシャー×3、アルミブッシュ×1
価格 税込2,490円

今回自分が購入したのはハンドルノブ単体を二個。

表にまとめているように、この価格でベアリングまでセットとなっています…

ゴメクサスの価格設定は国内メーカー品と比べると、やはり高コスパ感はありますね(^_^;)

ゴメクサス「Touch」取り付けてみた

というわけで早速ですが、ゴメクサスの「Touch」を取り付けてみました。

ゴメクサス「TOUCH」の付属品

取り付け方は DRT バリアルと同様で、まずキャップを取り外し、ノブ部分を抜いてノブシャフト(スペンサー)だけにします。

バリアルハンドルノブに似ているゴメクサスのハンドルノブ取り付け方法

このノブシャフトを通常のハンドルノブを取り付けるように、両端をベアリングで支持する形でセットし、ビスで固定します。

バリアルみたいなゴメクサスのハンドルノブを取り付けてみた

付属の説明書にはハンドルの種類によって、アルミブッシュやシム調整用のワッシャーなどをどうセットするのがベストなのかが細かく書いてあります。

ゴメクサス「Touch」の取り付け説明書

これは中々の好印象(^^)

ちなみに自分が取り付けたハンドルは、当ブログでは毎度お馴染みのアベイルさんのオフセットハンドルSTi2.5です。

ノブシャフトが取り付けられたら、シャフトにハンドルノブを被せてキャップをしたら、はい、もう完成です!

そうそう、バリアルだとこのホイールキャップを締めるための専用工具が付属していますが、Touchには工具が何もありません。

最初は1つ開封して「え?欠品?」と思いましたが、2つとも付属していないのでデフォルトで付属していないのでしょう。

というのも、Touchはバリアルとはキャップの異なり、指でしっかり掴める形状となっているので、素手で十分締め込めるんです。

ゴメクサス「Touch」とバリアルの違い

キャップの質感はバリアルと比較すれば明らかに安っぽいですが、前向きに考えると工具で当て傷をつけてしまうリスクがないのは良きポイントとも言えます。

ゴメクサス「Touch」使ってみた

で、実際の使用感について。

DRTバリアルにそっくりなゴメクサスのハンドルノブを使ってみた

 

すっぱり言ってしまえば、まぁ使用感はバリアルとほぼほぼ変わりませんよ。汗

 

ノブ形状と質感が僅かに違いますが、バリアルユーザーでも目隠しされた状態で渡されたら差がわからないかもしれません。(ホイールキャップ部分を触ればそりゃどっちがどっちとわかりますが。)

使用感的に一番違いを感じる部分は重量の部分です。

バリアルの重量が18.5gに対して、Touchが15g程ですから、×2でその差は-7gとなります…

ゴメクサスのハンドルノブはバリアルよりも軽量化されている!

これをどう捉えるかというところでしょうか。

ノブが重ければ慣性が働きやすく、重量級のビッグベイトや巻物をリーリングするのがより楽に感じます。

一方でその重さによってハンドル側に重心が傾くので、タックルバランスとしては崩れる方向にいきます。

また人によっては「クラッチ返り」が発生するリスクも高まります

※クラッチ返りに関しては原因や対策などまとめた記事を以前に書いています。

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もうこの辺りは使う人の好みと、取り付けるリールとの相性なんかに寄ってくるので(ボディが元々重いリールであればハンドルノブが重くなっても大きな違和感は現れないでしょうし)、優劣をつけられるものではありません。

ただ、Touchの登場によって1つ2,490円でバリアルと酷似した使用感が得られるというのは間違いないでしょう。

余談:Touchもバリアルも、共にハンドルノブ用ベアリングが付属していますが、その品質はバリアルの方が数段上です。バリアルノブのスムーズな回転はハイエンド感があります。ただ、ゴメクサス製も当然普通には使えるベアリングです。そして実使用的な差はというと…(以下略)

入手困難すぎるバリアルハンドル

現状DRTさんの取り扱い店は関西に偏ってるので、関東では中々入手できる機会がありません…

もちろん通販という手もありますが、「入荷しましたが店頭販売のみです」というパターンが大半ですし、もしも通販に出ても転売屋たちとの壮絶な争いをしなくてはならず、サーバーダウンで接続できないとかざらにあります。(経験者談)

もちろんメーカーさんのバックグラウンドとかこだわりの品質とかを求めるなら模倣品は買わない方がよいです、正規品を買いましょう。

しかし自分としては、正直なところ正規品が普通に定価で購入できないなら、もうこれでいいのでは感を覚えています。汗

色んな見方があるでしょうからあまり言いませんが、バリアルってハンドルノブ部分やノブキャップ部分は別売りで手に入るのに、ノブシャフト(スペンサー)だけは市場に出回らない謎状況なので、メルカリとかでは金属加工業者がノブシャフトだけ完コピして販売するのが横行しているし、もはやなんだかなって感じるのは私だけですかね…汗

さいごに

ゴメクサスのデカハンドルノブ「Touch」のインプレでした。

使用感については本当に某バリアルに酷似していますから、巻き抵抗の大きなビッグクローラーベイトやマグナムクランクベイト、リップ付きビッグベイトなんかにはかなりマッチします。

模倣品は認めない、ハイエンドなシルキーさがないとダメ!という方は使わない方が良いかと思います。

自分はしばらく実験的に使っていきたいと思います(^o^)/

バリアルハンドルカスタムしたカルコンで釣ったバス

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