【100均資材で作る自作ルアー】ダイソーハンドメイドクランクの作り方

専用設備と専用塗料を使い、秘密の工法でこだわりのハンドメイドクランクを作る…ということは素人では中々できることではありません。汗

というわけで今回は、「ほとんどのアイテムを100均で揃え、それらだけでどこまでのルアーを作れるのか挑戦してみよう♪」という企画をお送ります!

100均ハンドメイドルアーに挑戦しよう!

こんにちは、小学生のときに好きだった科目は図工です、みかんです。

小6のとき、授業中に糸ノコで好きなモノ作っていいよと言われ、ポッパーを作ろうとしたら手が滑って糸ノコで右手親指がプギャーしたことは今でもトラウマです…(※親指はちゃんと残っていますよ)

そんなわけで20年経った今も大して進歩してねぇダメな大人ですが、タイトル通り、今回は100均アイテムでどこまでルアーを作れるか?という企画を記事にまとめます。

最近ハンドメイドクランクの製作に挑戦している流れから、お題は、みんな大好き「クランクベイト」です!

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1.材料と道具を揃える

まずはダイソーにいくぜ!・・・・・で、買ってきた商品はコチラ。

100均ハンドメイドルアーの材料

買ったもの(100均で買って既に所有していたものを含む)をカテゴリ別に分けていくとこんな感じ。

工具類

計700円

カッターナイフ
耐水ペーパーセット
ナイロン平筆セット
ミニクランプ
マスキングテープ×2種
穴あけポンチ(2サイズセット)
材料類

計200円

ステンレスワイヤー(Φ0.8mm前後)
PP素材の箱
塗料類

700円

瞬間接着剤
マニキュアトップコート
ラッカースプレー4色
2液性エポキシ接着剤

その他、100均で売ってないからホームセンターと釣り具屋で調達したものはコチラ

ハンドメイドルアー用のバルサシート

  • バルサ板(10mm厚×80mm×600mm):500円程
  • 鉛板オモリ(ホムセンでも安く売ってるよ):150円程
  • スプリットリングとフック(釣具屋で買おう):300円程

税抜き総額2,550円程…基本100均とはいえこれだけ買えば、まぁ多少はね?

さぁもう引き返せないぞ!

2.クランクベイトを設計する

次に作りたいクランクベイトを設計しましょう。

欲張ってはいけません、どうせ100均グッズで作るルアーです。

無難な形・無難な大きさにしましょう。笑

ハンドメイドクランクベイトの下書き
▲おおよそ55mmくらいのスタンダードな大きさにしました。

ビジネス手帳のはしっこに書いたこのイラストを、ハサミで切り出して型とします。

3.型からバルサを切り出す

切り出した型をバルサ板に置き、鉛筆でなぞって転写しましょう。素人設計ならばとりあえずざっくりで大丈夫です。

ハンドメイドクランクベイトの下書き
▲ちなみにバルサ板は事前にクランクのボディサイズくらいにまとめてカットしておくと作業しやすい。

転写できたらその図に合わせてカッターでボディを切り出しましょう。

バルサで作るハンドメイドクランクベイト
▲バルサは柔らかいものならカッターでもサクサク切れます♪

切り出したバルサを、クランクベイトな形にざっくりカッターで削っていきます。

当然ながら削り過ぎたら後戻りできませんので慎重に、しかし大胆に…というのがポイントです。

バルサで作るハンドメイドクランクベイト
▲おおかまに成形していきます…



4.耐水ペーパーでボディを整える

左右対称になることを意識しながら、削り出したボディを整えていきます。(センターがはっきりわかるので左右対称を作りやすいのが2ピースボディのいいところ!)

最初は粗い目のペーパーボディ形状を整えて、その後、細かい目のペーパーを使って表面を仕上げていきます。

サンディング後のバルサクランクベイト
▲一気にルアーっぽくなってきた?

仕上げ磨きはあとでやるので、ここではまだ大体でも大丈夫です。

それと、リップを差し込む切れ込みもここで入れます。

リップの切れ込みは左右非対称になるとそれだけで全く泳がないルアーとなってしまいます。

大胆かつ慎重にカッターの刃を入れてください!

5.ライン・フックアイ、ウエイトを作る

まずは精密ドライバーなどで良いので、ヒートンの軸になる細い棒を用意します。

そしてそれを軸にワイヤーをねじって、ヒートンを自作します。

自作ヒートンの作り方

自作したステンレスヒートン
▲短くするのはあとからいくらでもできるので、長めに作っておくのが良いです。

ルアー1個なら最低3本あればOKですね。

そしてその一本に板オモリを巻き付けて、ベリーのウエイトとします。

ヒートンと板オモリで作るルアーウエイト

自作のルアーウエイト

板オモリはなるべくギチギチに巻きつけます

ウエイトの重さは、おおよそ50~60mmサイズ・セミフラットボディのクランクベイトで5~8g程度。

5gだとハイフローティングのイメージです。今回は5gほどにしてみました。

6.ウエイトを入れてボディを貼り合わせる

ウエイトを入れる位置とベリーフックを取り付ける位置を決めて溝を掘り、そこにヒートン+ウエイトをぶち込みます。

ウエイトを入れたバルサクランクベイト

今回はこのようにウエイトを寝かせて入れてみます。こうするとキャスタビリティがあがるというビルダーさんの記事を見たことがあるので試してみようかと。

それと、上画像のようにラインアイやリアフックのヒートンについても、軽く溝を掘っておきます。(わかりやすいように赤鉛筆で色を付けている部分がそれです)

さぁ!ここまでできたらついに、ボディを貼り合わせます。

瞬間接着剤を張り合わせる面にたっぷり塗り、ぎゅっと張り合わせて、はみ出た接着剤はさっとティッシュなどで拭き取ればOKです。

貼り合わさったボディは耐水ペーパーで研磨し、左右対称のツルツルボディに仕上げてください。

センターの継ぎ目が出てたりするとカッコ悪いし、ここでの仕上がり具合は最後の出来上がりまで響いてくるので丁寧にしっかり行いましょう。

7.バルサ強化とサンディング

バルサというのは中身がスカスカな故に、どんなに表面に強いコーティングを施したとしても強度は出ません…

そこでイメージしてもらいたいのはラスクとチョコレートです。

ラスクをチョコで覆っただけのものよりも、ラスクにチョコを染み込ませて一度冷蔵庫で固めて、そのあとでチョコをさらにかけてやった方が硬いチョコラスクが出来上がるのは想像できるかと思います。(え?わかりにくい?)

というわけでまずはバルサにチョコを染み込ませましょう!

って本当にチョコじゃないからね。一般的には「セルロースセメントにドブ漬け」がこの工程になります。

…が、流石にセルロースセメントは100均じゃ売ってませんね…

しかしご安心を。

セルロースセメント=ニトロセルロースを有機溶剤に溶かしたものなのですが、これマニキュアのトップコートも同じニトロセルロースです。

もちろん他の成分とか含有量とか色々違うでしょうが…多分どうにかなるやろ。爆

マニキュアトップコートでルアーを作る

量的にドブ漬け的なことができないので、繰り返し筆で塗っていきます。

あ、この作業は十分換気できる環境でやってくださいね。理由はコチラの記事に…↓

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で、まぁ染み込んだかなというところで数時間乾燥、そして乾いたら目の細かいサンドペーパーでボディ自体を犯さない程度に表面を研磨(泥団子を磨いてツルツルピカピカ団子を作る的なイメージ)…これを3回くらい繰り返します。

ここが一番手間と時間がかかる部分ですね。踏ん張りどころです…

そして、できたボディがコチラ!って見た目わかんないですよね。汗

なんとなく表面は結構固く仕上がったような…気がする!!マニキュアでもどうにかなった…かな!?

8.ヒートンの取り付け

表面が硬化したバルサボディにヒートンをねじ込んでいきます。

バルサクランクにヒートンを入れる

理想としては2液性エポキシなんかが良いのでしょうが、ここは手抜きで普通に瞬間接着剤でトライしましょう。

接着剤をヒートンに塗布して、ヒートンを手早くねじ込んでいきます。

バルサクランクベイトのボディが完成

へい、出来上がりました。

ここで1つ注意なのは、速乾性タイプの接着剤だと、バルサに染み込むと一瞬で固まってしまうので、粘度が高くて比較的硬化時間が長いものを使うことをオススメします。

9.ボディ塗装、目入れ

ついにこの工程です。みんな大好き色塗りの時間です…

しかしここでへますると、今までの努力が水の泡に…なんてことになりかねませんから、気を抜かずにいきましょう。

使用するのはもちろん100均のラッカースプレーです。

100均スプレーでルアーは濡れるか?

ここは各々自由に塗りたい色に塗ればよいので細かくは解説しません。

が、重要なポイントは下記にまとめておきます。

  • とにかく厚塗り厳禁(100均のスプレーは顔料の入っている量をケチっているのか色のノリがかなり悪いです。かといって厚塗りするとジ・エンド)
  • 乾燥時間は十分取る(乾いたと思ってもそれはフェイント)
  • 隠ぺい力のシルバーを上手く利用する

この辺りに注意して試行錯誤してみてください。ベース色だけ塗って点描するなんてのも良いかもですね。

とりあえず自分が塗ったのはこんな感じに。

100均スプレーで塗装したハンドメイドルアー
▲まずシルバーで隠蔽し…
100均スプレーで塗装したハンドメイドルアー2
▲その上に赤と黄色を吹きました。
100均スプレーで塗装したハンドメイドルアー3
▲お腹が赤、サイドは黄色、背中が茶色という感じにしています。

そして今回、目については簡単にそれっぽくできるかな?ということでシール(マスキングテープ)をポンチで打ち抜いて組み合わせるという手法をとってみました。

▲2サイズの黄色いマステを作り、小さい方をペンで黒く塗りつぶします。
クランクベイトのアイ
▲そして出来上がった目シールを…
自作アイシールを貼る
▲ボディにのせるよ!クランクが笑ってるよ!!
ハンドメイドクランクベイトの目
▲なんかそれっぽくできたかも!?

もちろん僅かに凹凸は出てしまいますが、100均クオリティで考えると結構良い感じかも!?

あ、そうえばボディ側面はなんだか味気なかったので茶色い油性ペンを使って模様を入れてみたんですが・・・まぁここはなんというか若干失敗だったかもと思うところなのでツッコミなしでお願いします。汗

10.リップを取り付ける

ハンドメイドルアーのリップ製作で使われる定番アイテムといえばサーキットボードです。

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しかし今回は極力100均縛り…ということで、100均で最近よく見かける半透明のPPケースをリップの材料としてみました。

100均ケースからリップを作る

既存のクランクベイトを参考に、無難にちょっと末広がりなスクエアビルにしてみます。

ハサミとヤスリでリップの成形がそれらしく出来たら、これもまた硬化が遅めな瞬間接着剤を塗布して、ボディにぶち込む!

ハンドメイドクランクベイトとホットリップス・エクスプレス
▲右側のクランクはカラーを参考にしたホットリップス・エクスプレス

お・・・リップの厚みも結構それっぽく出来ているし、ついにルアーになったかもしれんコレ!?

11.2液エポキシ接着剤で表面をコーティングする

いよいよ大詰めです。最後は耐久性・耐水性をあげるためのコーティングをしてやりましょう。

使用するのは2液性エポキシ接着剤です。

まずは2液性エポキシ接着剤を適当なプラ容器に出し、1:1で混ぜます。

2液エポキシは2種類の薬剤が混合されることで化学反応が起きて硬化するのですが、100均のは硬化時間が滅茶苦茶早いので、手早く作業をするのがポイントです!

ハンドメイドクランクベイトのコーティング
▲リップは今回コーティングしないのでテープでマスキングしておきます。

ナイロン平筆でしっかり満遍なくボディ全体へ塗りたくりました!

塗ったあとはエポキシが一部分に寄ってしまわないように、角度を変えたりしながら乾燥待ち5~10分程…

大体硬化したら何かに吊るしてあげてそのまま数時間放っておけば完全硬化します。

ルアーのエポキシコーティングの乾燥

ついにこれで完成だよ…お疲れ様でした…!!

12.フックを付けて完成!からのスイムテスト!

完成したクランクベイトにフックを付ける。

100均グッズで作ったハンドメイドクランクベイト

よし!

からのスイムテスト!

 

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100均アイテムで作ったハンドメイドクランクベイトのスイム動画… お、およいではいる…が…

mikan_saitamaさん(@mikan_saitama)がシェアした投稿 –

ど、どうでしょう…悪くはない…?個人的にはウエイトをもうちょっと入れてあげた方が良かったかなというのと、ウエイト位置がちょっと微妙だったかなとも思いますが…

場合によっちゃ釣れないことはないんじゃないかと…よし、今年中に釣ったるぞ!?

100均クランクベイト製作まとめ

兎にも角にもトータルコスト2,500円程でハンドメイドクランクを完成させることができました。

もちろんモノとしてのクオリティはそれなりといえばその通りですが、ハンドメイドルアーに挑戦してみたいけれどちょっと色々買うのは億劫だしな…という方にはアリな手法かも?

自作ルアーで魚を釣るのって結構刺激的ですから、ルアーフィッシングにマンネリ化している人にもおすすめします。笑

前編と合わせて、長文を最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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