釣り雑誌のバサー今月号(2019年9月号)、テーマが「濁り」ということで、自分も便乗して【濁ったときのハードベイトパターン】について書いてみます。
濁りをどう釣る?
こんにちは、マッディーシャローリバーをメインフィールドとしているので、濁りとは上手にお付き合いせねばならないみかんです。
皆さん今月のバサーは読みましたか?
テーマは「濁り」ということで、各方面のエキスパートアングラーさんが濁りについて語っています。
ポンコツサンデーアングラーがそんなところに便乗して恥ずかしさ極まりないですが、これまで過去に「濁りだからハマって釣れたビッグフィッシュ」ってやっぱりいるんですよね。
なので、今回は私がこれまでに実際何度か経験している「濁りのハードベイトパターン」について、3パターンほど振り返ってみたいと思います。
1.濁りのビッグベイトパターン
まずは定番?と思われる濁りのビッグベイトパターンについて。
ジョインテッドクローから火が付き、今や多種多様なビッグベイトが市場を賑わせていますが、エキスパートアングラーでないと、ビッグベイトでバイトを得るというのは中々難しいのではないかなと感じます。
実際私も、ビッグベイトスキルなんて全然低いので、バイトを取るのって年に数回あるかな~?程度です。汗
そんな数少ない経験からいうのもアレですが、やはりビッグベイトにバイトが出やすいと感じるのは、大抵増水や濁りが絡むシーン。
濁りや増水、流れはビッグベイトの存在感や強さをマイルドにぼかしてくれる印象があり、バスが騙されやすくなるのかも(?)
濁りの入ったインレットにジョイクロを投げ込んで連続ハードジャークしてドンッ、増水で濁ったシャローのストラクチャーの脇を通してきてブレイクに差し掛かったところでドンッ…
あると思います( ̄▽ ̄)
2.濁りのスピナベカラーブレードパターン
濁ったらスピナーベイト、この選択肢は多くの人が持っていると思うのですが、さらにその先の話。
「えぇ…何この濁り…無理…」みたいな状況で使うのがカラーブレードのスピナーベイトです。
自分が多用するのはo.s.p ハイピッチャーの両面チャートブレードと表がシルバー・裏ホワイトのハーフホワイトです。

何故どちゃ濁りで使おうと思うかというと、イメージとしては…
濁りでフラッシングが効かない&水量の増加や流れも発生 → 膨張色の方がまだ視覚的に訴えられて、より強く水を動かせるからバスに気づいてもらえる…というもの。
カラーブレードって塗装がしっかりされているものについては、通常のブレードよりも厚みがあり、重く、強く水を書くイメージがあります。
ローライトで白濁した感じの濁りではシルバー/パールホワイト、ピーカンで茶色っぽい泥濁りでは両面チャートブレード…
あると思います( ̄▽ ̄)
3.濁りのビッグバド系パターン
濁りや増水は、普段は出てこないボーナスステージを出現させてくれるケースがあります。
普段は干上がったワンドが、大増水で良い感じのシャローフラット&バスの避難所になったり、小さなベイトが強制的に岸際に寄せられたり…
そんな状況ではトップを選択することが多いのですが、中でもバド系ルアーはゴミを回避しつつ、水を強く推しながら金属音で濁りの中から魚を引っ張ってくれるイメージがあり、これまでも良い思いをさせてもらっています。
濁りや増水のとき、シャローに小さなベイトが水面付近でざわついていたらバド系ルアー!
あると思います( ̄▽ ̄)
その他のパターン色々
その他にも濁りのときは、普段あまりハマらないパターンが成立することがあるなと感じます。
たとえばこの魚は、台風後の小規模河川で、水位が1mくらい上がっているときにオカッパリからダイラッカをしゃくって釣りました。
しかもこの一本だけでなく、他にもスモール1フィッシュ1バラシ、ニゴイ1フィッシュっていう…笑
こちらは三月初旬の片倉ダムにて、クランクベイト(イヴォーク1.2)の高速カバークランキングで獲ったバス。
普段クリアな片倉じゃあ中々ラウンドクランクの早巻きやろうとは思えないですが、この日はいい感じにカフェオレ状態+ローライトだったので、もしかしてあるんじゃないかと思ってシャローを巻いていたらバイトをもらえました。
こんな感じで、濁りが入った→普段はあまりハマらないようなパターンを試すチャンス!と思えるかどうか。そこんとこが大事なんじゃないかなぁなんて思います。
濁りの考え方
これは補足ですが、バサーにも書かれていたように、ここで言っている「濁り」というのは、あくまでも相対的なもの。
つまり、普段ジンクリアなフィールドであれば、ほんの少しでも濁れば十分バスに影響をもたらすでしょうが、一方でいつも凄く濁っているフィールドでは、ちょっとした濁り程度じゃ影響は小さいのではと想像します。
普段からの変化がどれくらいあるか?自分はそこを考えながらいつもルアーセレクトをしています。
より「濁り」を考えたい人へ
そこまで大それた経験値があるわけではありませんが、これまで自分が経験したことのある濁りの中のハードベイトパターンについて振り返ってみました。
より深く「濁り」について考えたくなった人は、是非バサー9月号を♪
毎月雑誌買うマンではありませんが、今月のバサーは結構好きな内容でした\(^o^)/