季節ものの釣り、都市河川のマルタウグイ釣りへ初めて挑戦しました!
フィールドとしても初訪問、ターゲットとしても初挑戦だったにも関わらず、狙いのマルタウグイさんをキャッチすることができましたよ♪
春の訪れを報せる「マルタウグイ」
こんにちは、今年は色々な魚種に挑戦するぞ~ってことで初めてのマルタウグイ釣りに挑戦してきたみかん🍊です。
都市河川でマルタウグイがルアーで狙える、というのは以前から知っておりましたが、時期限定の釣りということもあり、これまで中々挑戦する機会がなく…
しかし先日マイカーが交差点でおかまほられまして(汗)、現在代車生活ということでカヤックも積めないし、ちょうどいい機会だ♪ということでマルタ探しに行ってきました!
ちなみにマルタウグイはコイ科ウグイ属の降海性を持つ魚で、普段は主に汽水域に生息していますが、春になると産卵のために河川へ遡上してきます。
鮮やかなオレンジの婚姻色がトレードマークで、魚を見つけてしまえば比較的ルアーでもイージーな釣りができるとのこと…だが…
マルタウグイを求めて、某河川へ
ということでマルタウグイを求めて、埼玉県は「柳瀬川」に繰り出してきました。
マルタウグイというと、圧倒的に有名なのが東京を流れる「多摩川」だと思います。
しかしそれ以外にも遡上してくる川はあって、「マルタウグイ+河川名」などでネット情報を探せば、多摩川の他、新河岸川や柳瀬川なんかの都市型河川でも狙えるというのが見つかるかと思います。
今回は埼玉と東京を流れる新河岸川の支流である柳瀬川に繰り出してきました。
マルタウグイを探す、実釣する
で、初めて訪れた柳瀬川、そして初めて狙うマルタウグイ…
ちょっと季節的に早いがもう遡上してきているのか?どんな感じで場所を絞り込んでいけば良いのか?ここはマルタウグイ釣りに精通する先輩アングラーさんにガイドしていただき…
って自分そんな釣友さんいないんだった。泣
そうとなれば原始的な方法で探していくしかない…橋の付近で停車 → 徒歩で橋の上へ → 魚いるか確認を繰り返しますwww
日は3月7日、夜が明ける時間は6時前くらいでしたが、薄暗い中で橋の上から川を見渡す私を、通過するドライバーさんたちは不思議そうに見ていました。汗
橋の上から見ていると、茶色っぽく見えるのは明らかに鯉…しかしそれ以外にもちょっと黒っぽい40センチほどの魚が見えたので「もしかしてマルタウグイ?」なんて思いましたが「群れで入ってきている感」は橋の上からは確認できなかったので、次の作戦へ。
河川敷に車を駐車して、歩きます。笑
いやこんなんで本当にマルタ見つかるんかい…あっと言う間に帰宅時間になりそうだし…なんて思いながら河川敷を歩いていると川に異変が。
なんかいる!!!
川べりまで駆け寄っていくと…いるわいるわ、黒っぽい魚体にオレンジのラインを時折チラ見せしてくるやつら…
見える範囲だけでも数匹レベルではありません、余裕で数十単位…どうやら群れを見つけたようだぞ!?
興奮を抑えつつ、ルアーでアプローチしていくと、意外とセレクティブなことがわかる…
しかし釣り方をいくつか試してみたところ、なんとなく反応が得られやすいアプローチを発見!!
はい、無事キャッチすることができましたー!!
初物は嬉しいです♪しかも引きはかなり強いので楽しめます(^_^;)
途中鯉のスレがかりがあったせいもありますが、結果的にネットに入れたのは7、8本?でしたが、その他にもオートリリースとかもあったので、最終的に腕がパンパンでした。汗
途中からツイッターでよく絡ませてもらっている変態タックルアングラーがうさんも合流しましたが、がうさんも無事にキャッチ♪
まぁこのあと色々あったんですがね…
気になる方は自分のツイッター覗いてみてください。笑
マルタウグイの釣り方(ヒットルアー)
初めて挑戦したマルタウグイ釣りでしたが、正直な感想としては「あれだけ魚がうじゃうじゃいてもルアーへの反応は結構セレクティブ」ということでした。
数的にかなりいるところへのアプローチなので、比較的簡単に釣ることはできますが、あれがバスみたいに1匹、2匹がふらふら回遊している程度であれば、結構釣るのは難しいと思いました。
使うルアーとして王道なのはミノー(シャッド)・スプーン・スピナーの3種かと思います。
自分はスピナーを持ち合わせていなかったので、ミノーとシャッドをメインに、時折スプーンで狙っていました。
マルタウグイのバイトはリアクション的なものなので(産卵モードに入っているので、食性云々はほぼないのだと想像する)、基本的にじゃれついてくるような感じです。
なので、シングルフックのスプーンで掛けるのは結構難しいし、掛けたとしてもすぐにフックオフしてしまうなど、かなり苦戦しました。
コツとしてはラインテンションをある程度張った状態でバイトを取り、巻き合わせでフックアップさせるようなイメージでした。
シャッドの釣りに関しては、スプーンの釣りよりもかなりイージーで、正直自分はかなりの時間シャッドを使っていました。
圧倒的に、まじで圧倒的に反応があったのはジャッカルのソウルシャッド45SP。
これがなければそこまで多くの魚をキャッチできなかったと思います。
忖度なしにまじでこのシャッドは有能過ぎるので持っておくことをオススメします…
バス用のルアーでも釣れないことはないのですが、流れもそこそこあって、尚且つ自分がスピニングタックルを使用していたので、60mm前後のシャッドだとちょっとダルくてイマイチな印象。
ベビーシャッドも悪くはないのですが、水深50cmくらいのところを狙ったりするので、そうなるとボトムコンタクトしてもバランスを崩しにくい(直進性が高い)ソウルシャッドの方が自分は好みでした。
しかしシャッドを群れに対して投げているとスレ掛かりも多いので要注意です。
激しいジャークなんかしたらすぐにスレ掛かりしてしまいます。
アプローチとしては軽く沈めて、ドリフトで群れの付近に持っていき、そこで軽いトゥイッチを入れるとドンッという感じです。
口でしっかりバイトしてくるときは結構激しいバイトが手元に伝わってくるのでわかります。(スレだとただヌーって重くなるだけ)
マルタウグイ用のタックル
今回使用したマルタウグイ用タックルは以下の通りです。
- ロッド:トランスセンデンス ボティア62S(62モード)
- リール:シマノ 15ツインパワー2000S
- ライン:ダイワ プレッソタイプN(4LB)
トランスセンデンスのボティアはまだインプレ書けていませんが、バスロッドで言うとバットが強いLクラスというイメージです。
リールは先日爆安で購入した15ツインパワーがしっかり活躍してくれました♪
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あ、それと足場が結構高い場所もあるので、伸縮性ランディングネットも必須ですので!(安物でもなんでもいいかと思います)
マルタウグイって食べられるの?
まるまると太ったマルタウグイちゃんですが、一見美味しそうにも見えなくはない。
しかし多摩川産マルタウグイを食べたレポートなどを見ると「生臭い+なんとなく香り立つケミカル臭、小骨多い…」と、あまり美味しそうな感じではありませんでしたね。汗
しかし圧力鍋で甘露煮なんかにすると、臭みも結構消えて食べられるとか?
下流に入ってきたおじさんはスレ掛けで早々とマルタウグイを捕獲し、帰っていったので、今日のおかずのために来ました感が溢れていたな…
自分は食べる勇気ありませんが、意外とイケるのかも?
春のマルタウグイ釣りまとめ
初めて挑戦、春のマルタウグイ釣りについてまとめてみました。
ルアーでのターゲットとしては比較的イージーですが、結局遡上してきた群れを見つけないと何も始まらない釣りなので、まずそこはややハードルがあるなという印象でした。
とはいえ川のどこら辺にいるのかというのは、その日その年で異なるので、足で探すのが手っ取り早い。
上に書いたように群れがいれば水面が騒がしいのですぐわかりますから…
あとは初めての挑戦なら40mmクラスの小型シャッド、ミノーはとりあえず持っておくことを激しく薦めます。
季節限定の釣りなので、マルタウグイ体験したい方は現場に急げですよー(^^)/