ルアー交換を素早く行えるルアー用スナップですが、ワームに付けてると「えっ、正気?」みたいに見られることも…?
ワームをスナップで使うのは、邪道でバイトを遠のかせる負の要素なのでしょうか?
ワームにスナップ歴かなり長いです。汗
こんにちは、人類史上で初めてワームにスナップを取り付けたアングラー、みかんです。
それはどうでもいい大嘘ですが、ハードルアーで使われるスナップをワーミングするのにそのまま使うというのは、もうかれこれ10数年になるかと思います…(始まりは野池でゲーリー5インチグラブのグラビンバズしまくってた頃なので)
簡単に言えばとにかくリグるのが面倒なんです…つまりズボラなんですよね。苦笑
でも、いいように解釈すると、リグる時間を少しでも短縮して、一投でも多くキャストしている…とも言えます。
水中にルアーがある時間が長いほどバイトチャンスは増えるという考えなので、とにかく色々なことを時短したがりなたちなのです。
ワーム+スナップで普通に釣れる
とはいえ、ワームにスナップ付けているとデメリットだらけで全然ツレネ…ならば流石にやめます(^_^;)
しかし自分の過去釣果からすると特に問題なく釣れているんですよね。
後述しているワンタッチダウンショットリグではぶりっぶりのゴーマルさんも釣れていますし…
そうえば最近もフットボールジグをスナップで使っていましたね…
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ワーム+スナップのデメリット
問題なく釣れると確信しているワーム+スナップの組み合わせですが、当然ながらちゃんとリグったものと比較してしまえばデメリットは色々あります。
考えられるデメリットは以下の4つです。
- スタックしやすいかも
- ゴミを拾いやすいかも
- ラインブレイクしやすいかも
- バスに違和感を感じられるかも
①と②はまぁ見ての通りという感じですが、スナップが付いている分、引っかかりやすく、ゴミも拾いやすくなってしまいます。
ただこれは程度の問題であって、ライトなカバーを撃つ程度であれば、自分はほぼ気にしません。
自分のスタイルだとヘビーカバーを撃ったり、ボトムの釣りをじっくりやることもほとんどないので…(^_^;)
③については、スナップでルアーを交換してしまっているが故に、ラインの結び変え頻度が落ちることも考えられるので書いています。
ここについてはやはり適宜必要に応じて結び変えは推奨です。
でもこれもその場その場に合わせてな感じで、自分は16〜20lbの太糸なら結び変えまではそんなやらないし(何かあればすぐラインチェックはしますが)、10lb前後の細糸では結構小まめに結び変えすることを心掛けています。
④については真相は魚のみぞ知るなので、想像の話です。
個人的にはスナップなんかよりもワームのすぐ近くでピョコピョコ動くシンカーの方が存在感MAXでしょ…なんて思ってしまう人です。
ただ、超クリアウォーターとかだと確かにスナップの存在は気持ち悪く感じるかもしれませんね。
自分が釣りするマッディーシャローでは特に気にする必要ないかなという感覚です(^_^;)
ワーム+スナップのメリット
一方でメリットは以下3点です。
- 普通に釣れる(個人的な感想)
- ルアーチェンジが早い
- 根がかり回収機ルーバウノが使える
①は先で書いているとおりで、普通に釣れるからこれでいいやという話…
②については、当然ながら最も大きなメリットです。
自分の場合、「移動前にちょっとだけワームでチェックしたい…」とか「ここのちょっとしたピンだけワームで撃ちたい…」なんていう場面がちょこちょこあります。
そういったときにさっとワームにチェンジして数投して「うん、やっぱり魚いない!」と自分を納得させたり、運がいいと取りこぼしを拾えたり…という感じです。
そして③、これはスナップ特有のメリットですが根がかり回収機「ルーバウノ」が使えるということです。
オジャガマスターのつかじーさんも、ジグ撃ちやるときもそのままラバージグにスナップスイベルを使用しているのはこの面でメリットがあるからという話を以前していたような…(していなかったら激しくすみません。汗)
ワームを水中になるべく残さないという環境配慮面で考えれば、これは結構大きなメリットかなと感じます。
スナップでそのまま使えるリグ6選
最後にスナップでそのまま使える、自分が多用しているリグをご紹介するのと合わせて、やる上で気を付けた方がいいと感じることをまとめておきます。
ラバージグ/スモラバ
ラインアイに取り付けるだけのラバージグ系は当然スナップ問題なしです。
ヘビーカバーへのジグ撃ちだとスナッグレス性の面で多少マイナス点があるかもしれませんが、自分が最も多用するスナップワーミングです。
ジグヘッドリグ
ラバージグが問題ないなら当然ジグヘッドリグも問題なしですね。
しかし一点注意なのは、ミドストをちゃんとやるなら絶対に直結の方が良いです。
ラインとラインアイに遊びがあるのはアクション面でマイナスに働くと感じます。
ノーシンカーリグ/ウエイテッドリグ
こちらもスナップにワームフックを取り付けるだけのリグなのでスナップワーミング適用対象ですね。
自分がここ数年で多用しているなぁと思うのは野良ネズミのノーシンカーリグと、ドライブスティックのウエイテッドリグですね…
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ただ、スナップの自重分、ワームの頭が重くなるということは考慮した方がいいかと思います。
特に軽いワームのノーシンカーをやるんだと注意かなと感じます。
ジカリグ
最近たまに投げているジカリグ?チェリーリグ?リーダレスダウンショット?的なものもスナップで使います。

ネコリグ
ノーシンカーリグ同様にネコリグもワームフックを取り付けるだけなのでスナップでたまにやります。
最近は糸ヨレ防止にスイベル付きのネコリグフックとかありますもんね。
つまりスイベルやスナップくらいの異物が付いていても無問題ということだ!(謎理論)
ダウンショットリグ
最後はDS…

フィナのスナッグレスネコ用NSSフックで、上画像のリグを組んでいる意味不明な人っていないかな…いたらその人と友達になれる気がするんだけれど。笑
メインラインよりも下に出す糸を細くすることで、もしもシンカースタックしてどうにも抜けないときは下部ラインだけ切ってワームは回収できるというメリットがあるとかないとか…
ちなみにワームの水中姿勢は全く無問題、というかイイ。
ここまでくると逆にズボラなのか何なのかわからなくなってきますが、当然家で組んだものを持参するので、現場でのリグりタイムはやはり短縮していますよ!
スナップワーミングまとめ
真面目にワーミングしている方から批判の声が聞こえるような聞こえないようなという感じですが、スナップワーミングについて自分の実例をご紹介しました。
あ、ちなみにボートで船上に各専用ロッドを用意して釣りする方はほぼメリットなしですよね、先に言っておけばよかった。汗
1~2・3本のロッドで、ハードルアー・ソフトルアー問わず色々使うアングラーには、様々メリットあるかも!?という話でした。
それではでは!