【後編】100均アイテムで作れたか?100均ハンドメイドクランクの作り方

前回記事に引き続き、100均クランクベイト製作方法の後編です!

前編を見逃している方は、まずはコチラ↓にアクセスして括目せよ…

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ここまでで「ウエイトとベリーのフックアイが入ったボディ」と、「ヒートン2本」が出来上がっている状態です。

今回記事ではバルサ強化~完成まで一気にいきますよ!

7.バルサ強化とサンディング

バルサというのは中身がスカスカな故に、どんなに表面に強いコーティングを施したとしても強度は出ません…

そこでイメージしてもらいたいのはラスクとチョコレートです。

ラスクをチョコで覆っただけのものよりも、ラスクにチョコを染み込ませて一度冷蔵庫で固めて、そのあとでチョコをさらにかけてやった方が硬いチョコラスクが出来上がるのは想像できるかと思います。(え?わかりにくい?)

というわけでまずはバルサにチョコを染み込ませましょう!

って本当にチョコじゃないからね。一般的には「セルロースセメントにドブ漬け」がこの工程になります。

…が、流石にセルロースセメントは100均じゃ売ってませんね…

しかしご安心を。

セルロースセメント=ニトロセルロースを有機溶剤に溶かしたものなのですが、これマニキュアのトップコートも同じニトロセルロースです。

もちろん他の成分とか含有量とか色々違うでしょうが…多分どうにかなるやろ。爆

マニキュアトップコートでルアーを作る

量的にドブ漬け的なことができないので、繰り返し筆で塗っていきます。

あ、この作業は十分換気できる環境でやってくださいね。理由はコチラの記事に…↓

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で、まぁ染み込んだかなというところで数時間乾燥、そして乾いたら目の細かいサンドペーパーでボディ自体を犯さない程度に表面を研磨(泥団子を磨いてツルツルピカピカ団子を作る的なイメージ)…これを3回くらい繰り返します。

ここが一番手間と時間がかかる部分ですね。踏ん張りどころです…

そして、できたボディがコチラ!って見た目わかんないですよね。汗

なんとなく表面は結構固く仕上がったような…気がする!!マニキュアでもどうにかなった…かな!?

8.ヒートンの取り付け

表面が硬化したバルサボディにヒートンをねじ込んでいきます。

バルサクランクにヒートンを入れる

理想としては2液性エポキシなんかが良いのでしょうが、ここは手抜きで普通に瞬間接着剤でトライしましょう。

接着剤をヒートンに塗布して、ヒートンを手早くねじ込んでいきます。

バルサクランクベイトのボディが完成

へい、出来上がりました。

ここで1つ注意なのは、速乾性タイプの接着剤だと、バルサに染み込むと一瞬で固まってしまうので、粘度が高くて比較的硬化時間が長いものを使うことをオススメします。

9.ボディ塗装、目入れ

ついにこの工程です。みんな大好き色塗りの時間です…

しかしここでへますると、今までの努力が水の泡に…なんてことになりかねませんから、気を抜かずにいきましょう。

使用するのはもちろん100均のラッカースプレーです。

100均スプレーでルアーは濡れるか?

ここは各々自由に塗りたい色に塗ればよいので細かくは解説しません。

が、重要なポイントは下記にまとめておきます。

  • とにかく厚塗り厳禁(100均のスプレーは顔料の入っている量をケチっているのか色のノリがかなり悪いです。かといって厚塗りするとジ・エンド)
  • 乾燥時間は十分取る(乾いたと思ってもそれはフェイント)
  • 隠ぺい力のシルバーを上手く利用する

この辺りに注意して試行錯誤してみてください。ベース色だけ塗って点描するなんてのも良いかもですね。

とりあえず自分が塗ったのはこんな感じに。

100均スプレーで塗装したハンドメイドルアー
▲まずシルバーで隠蔽し…
100均スプレーで塗装したハンドメイドルアー2
▲その上に赤と黄色を吹きました。
100均スプレーで塗装したハンドメイドルアー3
▲お腹が赤、サイドは黄色、背中が茶色という感じにしています。

そして今回、目については簡単にそれっぽくできるかな?ということでシール(マスキングテープ)をポンチで打ち抜いて組み合わせるという手法をとってみました。

▲2サイズの黄色いマステを作り、小さい方をペンで黒く塗りつぶします。
クランクベイトのアイ
▲そして出来上がった目シールを…
自作アイシールを貼る
▲ボディにのせるよ!クランクが笑ってるよ!!
ハンドメイドクランクベイトの目
▲なんかそれっぽくできたかも!?

もちろん僅かに凹凸は出てしまいますが、100均クオリティで考えると結構良い感じかも!?

あ、そうえばボディ側面はなんだか味気なかったので茶色い油性ペンを使って模様を入れてみたんですが・・・まぁここはなんというか若干失敗だったかもと思うところなのでツッコミなしでお願いします。汗



10.リップを取り付ける

ハンドメイドルアーのリップ製作で使われる定番アイテムといえばサーキットボードです。

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しかし今回は極力100均縛り…ということで、100均で最近よく見かける半透明のPPケースをリップの材料としてみました。

100均ケースからリップを作る

既存のクランクベイトを参考に、無難にちょっと末広がりなスクエアビルにしてみます。

ハサミとヤスリでリップの成形がそれらしく出来たら、これもまた硬化が遅めな瞬間接着剤を塗布して、ボディにぶち込む!

ハンドメイドクランクベイトとホットリップス・エクスプレス
▲右側のクランクはカラーを参考にしたホットリップス・エクスプレス

お・・・リップの厚みも結構それっぽく出来ているし、ついにルアーになったかもしれんコレ!?

11.2液エポキシ接着剤で表面をコーティングする

いよいよ大詰めです。最後は耐久性・耐水性をあげるためのコーティングをしてやりましょう。

使用するのは2液性エポキシ接着剤です。

まずは2液性エポキシ接着剤を適当なプラ容器に出し、1:1で混ぜます。

2液エポキシは2種類の薬剤が混合されることで化学反応が起きて硬化するのですが、100均のは硬化時間が滅茶苦茶早いので、手早く作業をするのがポイントです!

ハンドメイドクランクベイトのコーティング
▲リップは今回コーティングしないのでテープでマスキングしておきます。

ナイロン平筆でしっかり満遍なくボディ全体へ塗りたくりました!

塗ったあとはエポキシが一部分に寄ってしまわないように、角度を変えたりしながら乾燥待ち5~10分程…

大体硬化したら何かに吊るしてあげてそのまま数時間放っておけば完全硬化します。

ルアーのエポキシコーティングの乾燥

ついにこれで完成だよ…お疲れ様でした…!!

12.フックを付けて完成!からのスイムテスト!

完成したクランクベイトにフックを付ける。

100均グッズで作ったハンドメイドクランクベイト

よし!

からのスイムテスト!

 

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100均アイテムで作ったハンドメイドクランクベイトのスイム動画… お、およいではいる…が…

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ど、どうでしょう…悪くはない…?個人的にはウエイトをもうちょっと入れてあげた方が良かったかなというのと、ウエイト位置がちょっと微妙だったかなとも思いますが…

場合によっちゃ釣れないことはないんじゃないかと…よし、今年中に釣ったるぞ!?

100均クランクベイト製作まとめ

兎にも角にもトータルコスト2,500円程でハンドメイドクランクを完成させることができました。

もちろんモノとしてのクオリティはそれなりといえばその通りですが、ハンドメイドルアーに挑戦してみたいけれどちょっと色々買うのは億劫だしな…という方にはアリな手法かも?

自作ルアーで魚を釣るのって結構刺激的ですから、ルアーフィッシングにマンネリ化している人にもおすすめします。笑

前編と合わせて、長文を最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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