子どもと一緒に釣り、しかもルアーで…となると、天然フィールドでは難易度が高くてなかなか厳しい…
じゃあ釣り堀は?となるわけですが、このご時世、正直釣り堀だってそんな簡単な場所ばかりではありません(^_^;)
埼玉県では冬季(11月~4月)に県営水上公園のプールを活用してマス釣りを営業していますが、実際に行ってみると何処も同じ…というわけでは全くなく、それぞれに特徴があります。
今回は直近で行った「さいたま水上公園」と「加須はなさき水上公園」のプールフィッシングについて、「子どもと一緒に行くならば…」という視点で両者の特徴をまとめていきたいと思います。
埼玉県で楽しめるプールフィッシング
というわけで当ブログでは定着してきた(?)プールフィッシングネタです。
今年も11月からスタートした埼玉県営水上公園のプールフィッシングですが、直近でさいたま水上公園と加須はなさき水上公園に行ってきました。
はなさき水上公園は昨年度、施設改修工事のために営業していなかったこともあって、自分は初訪でした。
ちなみに今年度は越谷市のしらこばと水上公園が施設改修工事で営業を全面中止しているので、今年度の埼玉県営水上公園のプールフィッシングは「川越」「さいたま」「はなさき」の三か所となります。
川越水上公園はもう久しく行けていないので、今年は足を運びたいと思っています…!
今年も11月からスタートした埼玉県営4水上公園のプールフィッシングですが、調べてみたところコロナの影響で営業状況がかなりイレギュラーになっていました…汗 自分も今年はまた何度か家族や友人と足を運ぶ予定なので、自分自身のためにも4水上公[…]
子連れで行くならどこがイイ?
前置きはこれくらいにして、実釣の話に…といきたいところなのですが、正直「ここに行ってこれでこんな感じに釣れたよ~」なんて話はかなり今更感あるので書いてもしょうがないかなと思いまして。汗
冒頭でも書いたように、今回は「子どもを連れていくならどの水上公園がいいか?」という視点で書きたいと思います。
というのも、やらない人からすると「プールの釣り堀なんてどこも一緒でしょ?」と言われてしまいそうですが、いや、それが実際行ってみると結構違いがあるんですよ(^_^;)
フィールドの特徴はもちろん、釣れる魚や水質、料金体制なんかも違いがあるので、そのへんを比較していきたいと思います。
さいたま水上公園の特徴
まずは上尾市にある「さいたま水上公園」について。
特徴としては以下の4つです。
- 小人料金設定がある
- 魚がうじゃうじゃいる初心者エリアがある
- 大物釣りは難易度高め
- 魚を持ち帰りやすい
まず第一に子連れには嬉しいのが「ちゃんと小人料金設定がある」という点です。
そんなの当たり前では…と思われそうですが、後述するはなさき水上公園にはないんですよ。汗
大人1名+子ども1名=2,620円+1,360円=3,980円で1日釣りを楽しむことができます。
また、一番ポイントが高いところは「初心者エリアが設定されている」というところです。
初心者エリアとされているスライダー下のプールは、狭い中に小型のニジマスがうじゃうじゃいます。しかも水質はクリアなため、偏光グラスをかけなくても目視できます。
といっても、これが簡単に釣れるのかと言ったら全くの別問題で、スレにスレまくっているので早々簡単には釣れないのですが(汗)、狭いがゆえにキャストがままならないお子さんでもマスの目の前にルアーを通せるので、真面目に続けていれば釣れる可能性が大いにあります。
ただ、初心者エリアは小型のニジマスしかいないので、大物は一切期待できません。さらに他のプール(大型変形プールと小型変形プール)も釣れているのはほとんど小型のニジマスだけで、良型はあまり放流されていないor釣れない印象でした…
最後に釣った魚の持ち帰りに関してですが、子どもとしてはやはり「自分が釣った魚は持ち帰りたい」という気持ちが強いらしく、我が家では子どもが釣った分は基本持ち帰って食しています。
さいたま水上公園の一日券で持ち帰れる魚の数は大人10匹、小人6匹までで比較的多めの設定となっています。
そしてさらに、受付の前にはちゃんと魚を捌く用の流し場と、氷冷用の氷を用意してくれているっていう…!!家に帰ってから捌くのってホント面倒なので…そして保冷剤も持参するとなると荷物になりますからね(^_^;)
これは本当にありがたいところです👏
はなさき水上公園の特徴
続いて加須市にある「はなさき水上公園」について。
特徴としては以下の4つです。
- 小人料金設定がない
- 初心者エリアの設定はない&釣り場が狭い
- 大物が混じる可能性あり
- 魚の持ち帰りは微妙
ここだけ読むと「さいたま水上公園より超微妙じゃん…」と感じるでしょうが、一概にそうとは言えないので詳細を書いていきます。
まず料金設定に関しては、大人も子どもも一律料金となっています。
ただ、そもそも他の水上公園よりも料金が安く設定されていて、一日券で2,100円となります。なので大人1名+子ども1名=2,100×2=4,200円と、さいたま水上公園と比較すると220円高いだけという形です。
といっても実際にお金を払う場面になると「え…なんで大人と4歳の子どもが同一料金なの…」という気持ちになるのは否めません(^_^;)よく言えばわかりやすい料金設定なんですが…
続いてフィールドに関してですが、さいたま水上公園では設定されている「初心者エリア」というのは、はなさき水上公園では特にありません。
そして率直に言って狭いです。汗
流れるプールはかなり幅が狭いのですが、子どものキャストでも簡単に対岸へ着いてしまうため、逆にキャストの難易度が上がってしまいます。(しらこばとの流れるプールよりもかなり幅狭いです。もちろん両脇に他の釣り人が入っている状態なので横方向にむけて投げるわけにもいきません。)
また多目的プールは画像のとおり4辺の1辺からしか釣りができないので、子連れで入れるスペースを確保するのは相当難しい感じでした。
となると、残すは造波プールただ1つになってしまうわけですが…
確かに広々して子どものキャスト練習には最高!…しかし!!
波のプール=手前は超浅で遠投が必須条件!!!
というわけでキャストがままならない子どもにははっきり言って厳しい感じです。ただ、午前中はほとんど手前側にいなかった魚が、午後は結構浅いところにもフラフラしていたのと、子どもが懸命にキャスト練習した成果が出て、この日は何とか長男・次男ともに自力で魚をキャッチすることができました♪
それと、この造波プールですが、大物も結構放流されていているようで、長靴で立ちこんで真面目にやっているアングラーさんはデカイのを何本か釣っているのを目撃しました!ある程度キャストができるようになれば、さいたま水上公園では中々拝めないような大物も子どもでも釣れるチャンスはあるように感じます。


あと、最後に魚の持ち帰りについてですが、一日券で持ち帰れる魚の数は1人3匹までとなっています。さいたま水上公園と比べると少ないですが、あまり小さなマスを数持ち帰っても捌くのが大変なだけなので、お父さん的にはこれくらいで十分とは思います。(子どもはいっぱい持ち帰りたがりますが)
ただ注意点としては、はなさき水上公園だと施設内に捌く用の流し台もなければ、氷冷用の氷提供もありません。なので持ち帰るならクーラーボックス持参で、捌くのは持ち帰ってから…という形になります。
結論:子どものレベルに合わせて選択を
まとめますと、結局は子どものレベルに合わせて場所の選択をしましょう…という感じですね(^_^;)
個人的な意見としては…
こんなところでしょうか。
自分も「子どもと一緒に釣りをする」ということに関して、まだまだ模索中なのですが、冬季のプールフィッシングというのは親子で楽しめる釣りの一種だと思っています。
お子さんといっしょにプールフィッシング、関東お住まいで興味ある方は是非埼玉県に来てチャレンジしてみてくださいねー👐♪
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